こんにちは、アイ・ワークス西明石の小池です。今回は、仕事には欠かせない大切な健康習慣として、「睡眠」をテーマにしました。仕事のパフォーマンスにも、心身の健康にも、睡眠が果たす役割は計り知れません。そこで、皆さんに、快眠のススメ、大事なポイント3つをお伝えします。
1.はじめに、快眠のススメ
- 朝日を浴びる!
- お昼寝!
- 夕方寝ない!
以下で、詳しくお伝えしていきます。
1.朝日を浴びる
朝起きたら、窓際へ行くことを、お試しください。お庭やベランダがある方は、ぜひ、外へ出てみましょう。そして、毎朝のルーティンは、窓際1mで行うのをおススメします。いつもの、新聞やネットニュース、テレビを見る時間、朝食を食べる時間を、窓際でするだけです。わずか10分で効果があると言われています。外に出たなら、なんと1分だけでも効果がある、と言われています。強い日の光が、体内時計の調節にはとっても重要なんですね。これは、人間が昼行性動物であることを考えると、とっても自然なこと、ですよね。朝日を浴びる、という、自然で当たり前のことが、健康的な睡眠―覚醒サイクルには、重要なんですね。
体内時計がずれていくと、無意識のうちに寝坊や夜更かしの習慣が体に染みついてしまって、大変なことになってしまいます。
2.お昼寝!
お昼過ぎの時間帯、お昼ご飯を食べた後は、眠くなりやすいというのは、1日の睡眠―覚醒リズムからみても、致し方ない部分もあるんです。ただ、充分な睡眠が取れているなら、さほど強い眠気は生じない、とも言われています。だから、午後の眠気は、寝不足のサインともいえるんですね。
いつも、午後、眠いよ!という方は、是非、お昼休みに、眠るか、目をつぶることを、お試しください。わずか1分でも効果があると言われています。理想的には5分以上、可能であれば15分~20分がベストです。
ただし!30分以上寝てしまうのは、ダメ絶対!です。寝起きがボーっとしてしまい、午後のパフォーマンスにも影響するし、体内時計にも悪影響が出てしまいます。
3.夕方、寝ない!
夕方5時以降、いわゆるアフター5、働く方々にとって仕事終わりの時間帯ですね。この時間帯は、本来、最も体温が高く、最も活動的な時間帯と言われています。ここで、体を動かせば動かすほど、熟睡できるようになるんです。だから、仕事終わりにジムで鍛えられている方は、睡眠―覚醒サイクルから見ても、とっても理想的な習慣なんです。では逆に、困った習慣はというと、仕事終わりに、帰りの電車やバスに揺られながら、思わず眠ってしまう、という習慣です。この時間帯に眠ってしまうと、夜の眠りが浅くなってしまうんです。そして、夜よく眠れないから、翌日の日中にボーっとしたり、またまた帰りに電車で寝ちゃう、という悪循環におちいってしまいます!
次回はこの続き、「勤怠安定のコツ」をご紹介します。
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参考にさせていただいた先生
- 菅原洋平先生
作業療法士として、現場で、脳の障害がある方のリハビリの際に、睡眠が効果的だと、発見し、患者さんの睡眠の質を高める方法を試行錯誤し、患者さんに対して実際に効果のあった方法を、著作でご紹介されています。
- 三島和夫先生
日本の睡眠学研究の第一人者で、ナショナルジオグラフィックにて、「睡眠の都市伝説を斬る」という大人気連載を執筆中。
参考文献
菅原洋平先生(作業療法士、株式会社ユークロニア代表)
http://activesleep.net/
- あなたの人生を変える睡眠の法則
https://www.amazon.co.jp/dp/4426115272/ - 体内時計の3つの法則
https://www.amazon.co.jp/dp/B00H43V794/ - 頭がよくなる眠り方
https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y46S3TX/ - 快眠アイデア大全
https://www.amazon.co.jp/dp/B08TBG7CQ3/
三島和夫先生(医師、医学博士)
- National Geographicの人気連載「睡眠の都市伝説を斬る」
- https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140623/403964/
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