今までの経験を人の為に使うと決めた

みなさま、こんにちは。2月13日よりアイ・ワークス西明石で勤務させていただくことになりました中井 美保子と申します。

生まれは神戸市北区で結婚後に明石市に来ました。子供の頃は男兄弟の中の末っ子で、わがまま放題でおしゃまな女の子でした。そんな私に人生で初めての試練が訪れたのは小学1年生の1学期。

環境が変わり、入学式の翌日より学校へ行けなくなったのです。

朝起きれない、お腹が痛い、嘔吐する…

もともと夜驚症(睡眠時驚愕症)もあり、そこへ場面緘黙症も加わりました。自宅では今までと変わらずよくしゃべり、よく笑う…

そんな私を見て家族も学校の先生もサボりだ、怠け者だと判断しました。

学校へ一歩足を踏み入れると、とたんに一言も話せなくなる。

今、言わなければならない事、やらなければならない事を頭では理解しているのに話せない、動けない。その恥ずかしさから居ても立っても居られない。

私にとって学校は ″恥ずかしい思いをしに行く場所″ になってしまいました。

不登校という言葉もなかった時代、引きずられ学校へ連れていかれ注目を浴びる中、嗚咽する…

何度かその経験をした後、小学6年生までで登校できたのは両手に収まるくらい。小学6年生で再登校した時の私の学力は小学1年生の1学期のまま。

繰り上がり繰り下がりの計算は出来ず、漢字は漢数字の一、二、三しか書けなかった。授業についていこう、今までの遅れを取り戻そうと必死になりました。

でも、なぜかそれが楽しかった。

今回は強要された訳じゃなく、自分で ″やる″ と決めたから。漢字を見ても図形としか認識できないほど小学6年生の勉強は難しかったけど、それと同時に知識を得ることが楽しいと思えました。

人はいつからでもスタート地点に立ち直すことが出来る。そのタイミングは人それぞれだと思います。

自分の人生を自分の手の中に 取り戻しましょう。自分の人生に 自分で向き合い、自分で悩み、自分で決めて、自分が進む。そのお手伝いが出来ればと思っています。

「幸せな就労」と「あなたにとって幸せな人生」を一緒に探しませんか。

この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦