アイ・ワークス西明石6周年。アイ・ワークス神戸三宮1周年〆の挨拶

アイ・ワークスの田村です。先日アイ・ワークス西明石6周年。神戸三宮1周年の記念パーティーを行いました。当日は、多くの卒業生の方にもお越しいただき、現在の訓練生とも多くの交流を持つことが出来、大変有意義な時間を過ごせました。

懐かしい顔を見ることも出来て、僕も感慨深い時を過ごすことが出来ました。

その記念パーティーの〆の挨拶をさせて頂きました。僕の備忘録も兼ねてその時の挨拶の原稿をブログにアップさせていただきます。

本日はお集まりいただきありがとうございます。

2017年7月に開所したアイ・ワークス西明石は、今年で6周年。現在7年目です。生活訓練事業所アイ・ワークス神戸三宮は、8月で1周年なんですが、じつは、事業所としては、2021年に就労移行支援事業所アイ・ワークス神戸三宮として開所したので、事業所とは2周年です。

みなさんには、いつも、「成功のための失敗をしましょう。」とお話していると思いますが、アイ・ワークスも数多くの失敗をしてきました。

神戸三宮のほんとは2周年だけど、実質1周年。も僕の大きな失敗のひとつです。

そんな失敗だらけの僕なので、失敗の例を上げたらキリがないので、これくらいにして、

今日は、みなさんに3つの言葉をお送りしたいと思います。

1つは、人間万事塞翁が馬と言う言葉です。

詳しい意味はググって頂ければと思いますが、かんたんに言うと人生は良いことも悪いことも交互に来るよ。と言う意味です。

先程の言いましたが、アイ・ワークスにも本当にイロイロありました。みなさんも今までもイロイロなことがあったと思いますが、それも必ず良いことも悪いことも繰り返しますよ。ということです。

もう一つは、植松努さんの「だったらこうしてみたら」と言う言葉です。

ご存じの方もいると思いますが、植松さんは民間でロケットを開発している人です。その植松さんも子供の頃は、先生から「どうせ無理」と言う言葉を言われて、いろんな事を飽きらめて来たそうです。それを覆すために、みんなが「どうせ無理」と思っている、民間でのロケット開発をはじめたそうです。

アイ・ワークスも僕もいままで、数多くの「どうせ無理」を言われてきました。みなさんも「どうせ無理」と言う言葉を多く聞いてきたかもしれません。でもそんな時は、「だったらこうしてみたら」と言う言葉を思い出してほしいです。「どうせ無理」と落ち込んでいる人に、「だったらこうしてみたら」と言う言葉を掛けてあげて欲しいです。

最後3つ目は、「人に迷惑をかけて生きる」という言葉です。

僕自身、子供の頃から、親や先生に「人に迷惑を掛けてはいけません。」と言われてきました。子供の頃はそれを信じていたし、素直にそれを守ろうとしました。娘が出来たと分かった時も、娘には「人に迷惑を掛けずに生きて欲しい。」と願ったこともありました。

でも、ある時気付きました。「人に迷惑をかけない生き方」とは、「人からも迷惑を掛けられたくない生き方」という排他的な生き方だということに。

そもそも「人はひとりでは生きて行けません。生きている限り、誰かに何かの迷惑は掛けている。」だから、「人に迷惑をかける生き方」とは、「人からの迷惑も喜んで受け入れる」お互い様の生き方だということに気付きました。

だから、僕はこれからも、みなさんに迷惑をかけて生きていきます。だから、みなさんもどんどんアイワークスに迷惑をかけて生きてください。(笑)

そんなアイワークスですが、これからも、どうぞ、よろしくお願い致します。

みなさま、これからもアイ・ワークスをどうぞよろしくお願い致します。

2023年9月1日
アイ・ワークス 代表 田村義邦

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アイ・ワークス 田村 義邦