数値の大切さ。思い込みの恐ろしさ。

こんにちは。週イチからOK♪アイ・ワークス西明石、金野です。本日は【数値の大切さ。思い込みの恐ろしさ。】をお伝えします。

突然ですが、皆さんに問題です。

2015年における貧困層は世界全体の何%でしょうか?(ここでの貧困層とは、「1日1.90ドル」で生活している人のことを指します。)

三択にしますね☆

①10%
②30%
③60%

正解は…

①10%です。

②もしくは③と解答しませんでしたか?当事業所の利用者さんに問いてみると①を解答した方はゼロでした。

おそらく①の解答が少ないのは、しばしば、世界の貧困について、貧困富裕層の二極化について等がメディアで取り上げてられており、思い込みで「世界には“たくさん”の人々が貧困で苦しんでいるの“だろう”。」とインプットされているからではないでしょうか?

また、この貧困率は1990年では36%でした。したがって、この25年で26%の貧困率が減少しており、さらに2030年には3%にするという目標があります。
(出所https://www.worldbank.org/ja/news/feature/2014/01/08/open-data-poverty

数値を使用すると少し違う視点で物事を捉えることができましたね。

へぇそうなんだ。世の中はよくなっているんだね。と思いましたか?

いえいえwwそれはそれで思い込みかもしれません。

さらにデータを出すと、この貧困層の度合いを3.2ドル以下にすると25%。5.5ドル以下まで引き上げると50%近くまで上昇します。

冒頭でお伝えしましたがこれが【数値の大切さ。思い込みの恐ろしさ。】です。

こちらを当事業所に置き換えると、ほんの数日前、利用者さんの声で「前職は工具(刃物)を使う仕事だったので、安全なそうな事務職希望します。」
と、ありました。

安全“そう”…。待ってください。なにをもって安全“そう”なのですか?もちろん、事務職希望を否定しているわけではありません。

しかし、安全か危険の視点で見るとある研究で、1日11時間以上座って過ごす人は
1日4時間未満の人と比べて狭心症・脳梗塞・糖尿病などのリスクを高めそれに伴い、死亡リスクが40%高まります。

楽しい“だろう”、しんど“そう”、給料が“多い”から良い。〇〇“も”ある。全て、思い込みの可能性が高いです!!!

利用者さんが「そんなはずじゃなかった…。」「思っていたのと違う…。」とならず、
長く幸せな就労をしていただくために「もっといろんな角度や視点で、酸いも甘いも調べましょう!数値がでるものは数値を出しましょう!」と、今後も利用者さん問い続けていきます。

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦