社会と福祉の温度差

こんにちは。アイ・ワークス西明石の吉岡です。

梅雨が明け、夏が訪れる時期になりました!毎年、「夏ってこんなに暑かったか?」っと毎年思う40代です笑

この7月で僕の就労移行支援員人生は、5年目に突入します。これまでやってきて、感じたことをブログにしました。タイトルもあえて『社会と福祉の温度差』と、少し切り込んだものにしました。

アイ・ワークス西明石は、国が定める障害福祉サービス事業のひとつである、就労移行支援事業所(以下=就労移行)。その他にも、就労継続支援A型(以下=A型)、就労継続支援B型(以下=B型)などがありますが、決定的に違うのは、このA型・B型は『福祉的就労』です。

そして就労移行は、利用期限を設け、一般企業や公的機関への就職を目指す支援事業。

もちろんA型やB型から、一般企業へ就職される方もおられます。ですが現状、その数はとても多いとは言えないでしょう。そもそもの事業の機能として、一般企業・公的機関への就職を目的としていないことです。でも僕はA型やB型であっても、その人の生活の中心となり、人生に張り合いがでるのであれば、それはとても素晴らしいことと思っています。

かたや就労移行は前述したとおり、一般企業や公的機関への就職を目的とし、言うなれば一般社会と福祉の間にある希少な立ち位置と言えます。

そこで働いてきた僕が感じたこととして、かなりの温度差を感じてきました。

福祉的就労であればある程度、福祉職員がサポートしてくれたり、頻繁に相談に乗ってくれたり、手とり足取り教えてくれたり、ある程度の言葉づかいや身だしなみなども許される事も多々あります。

一方、一般企業などで働くとなると、こうは行きません。

公的機関や民間企業で障害者が働く上で対象の事業所には、その障害者に対して合理的配慮の義務がありますが、全てが配慮されるわけではありません。あくまでも、その職場で負担にならない範囲でのみ配慮してもらえるということです。

僕は企業の採用担当者にお会いして、求める人材をお聞きし、この温度差を肌で感じてきました。

なのでアイ・ワークス西明石では、利用者さんが就職して困らない、しんどくならないなど継続して働いていけるよう、この社会と福祉の温度差をできるだけ減らす支援を心がけています。

僕はその嫌われ役のひとりです 笑

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦