傾聴が求められる時代

こんにちは。明石では外を歩けば、春の風物詩「いかなごのくぎ煮」を炊く香りが、各家庭からちらほら。春の香りをしみじみと感じているアイ・ワークス西明石の吉岡です。

さて、皆さんは「傾聴」をご存知でしょうか?福祉関係やカウンセラーをされている方ならご存知かもしれません。「傾聴」とは、もともとはカウンセリングにおける技法で、相手の気持ちに寄り添って、注意深く共感的に「聴く」ことを意味します。

「きく」には3つのパターンがある。「きく」という行為には、3つのパターンがあります。「聞く(hear)」「訊く(ask)」 「聴く(listen)」の3つがあり、「聞く」は一般的に広い意味で使われますが、「音や声を感じ取る。」といった正確にいえば「聞こえる」という方が近い感じではないでしょうか。

「訊く」は、「たずねて答えを求める。問う。」といった意味にあたります。自分自身がもっている疑問を明確にするために、相手に尋ねる行為にあたります。そして、最後に「聴く」。これが傾聴につかわれる「聴き方」になります。辞書には、「心を落ち着け、注意して耳を傾ける」と書いてある通り、相手の話に意識して耳を傾けることです。

そして、「聴く」という漢字には「目」「耳」「心」という3つの漢字が入っていることもあり、「耳」で相手の言葉に耳を傾け声のトーンなどを聞き「目」で相手の表情やしぐさなど話している様子に注意を払います。そして、「心」で相手の言葉を理解し受け止め、会話の真意や感情に寄り添って共感するということです。

このIT社会における1人1台のスマホは当たり前のこの時代。便利で楽しく様々な場面で活用されているのはもちろんです。その反面、フェイストゥフェイスといった人と人との関係が、どんどん希薄になりつつあります。なおさら、これからは人と人とのコミュニケーションのあり方が問われることになりそうです。

これは私の理念として「人の話を聴けないというのは、自分の話も聴いてもらえない。」と常々思っています。なかなかこれが、ムスカしいのですが(笑)皆さんも、少し普段から意識してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦