精神障害者、職場における支援

こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。元料理人なのに、カルボナーラをカルボラーナ(汗)と言い間違えそうになるアイ・ワークス西明石の吉岡です。

今回は、『精神障害者の職場における支援のポイント』について、お伝えしたいと思います。

【指示の出し方・仕事の教え方 その1】
・指示系統の統一、特定の指導者(キーパーソン)の配置
・まずは、本人にやってみせて、理解できたかどうか確認し、実際に本人にやってもらう
・作業指示では、具体的に、誤解の余地(「がんばれ」「しっかり」などの漠然とした指示ではなく具体的な表現を用いる)、タイミングよく、一度にたくさん指示しない
・できたこと、達成できたことは、きちんと褒める(フィードバック)
・ミスに対しては、具体的に解決策を一緒に考える(頭ごなしの叱責はNG)

【指示の出し方・仕事の教え方 その2】
・混乱した状況は整理し、いつまでも迷わせない
・慣れてくれば、本人の能力に応じた指示を出す
・指示を出した後の本人の様子に注意する(調子を見て、関わりを変える)
・定期的に業務内容を振り返り、目標設定する
→(フィードバックでモチベーションの維持を図る)

【コミュニケーション面について】
・傾聴を意識(受容的・共感的に聞く)
・定期的に相談時間を設定
・職場全体の雰囲気を和やかに(仕事が続きやすくなる)
・休憩時間などに、無理にコミュニケーションをとろうとしない
→(休みたい時は、休ませてあげる)
・その日、一日の「業務振り返りシート」を作成し、記入してもらうと把握しやすい。

このような内容で『精神障害者の職場における支援のポイント』を、お伝えしました。

おそらく来年から、職場に精神障害の方が、増える職場も多くなると思います。身体障害者と違い、精神障害者の方は見た目にわからなかったり、困りごとがわからなかったりと、周囲の方も理解が難しかったりすると思います。少しでも、ご参考になればと思います。ありがとうございました。

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦