テキトウがいいんです。

代表の田村です。いつもチェックしている発達障害当事者の方のツイートで、目からうろこが落ちました。

「人の気持ちを考えようとしすぎて混乱している状態」

発達障害の当事者はコミュニケーションが取れないのではなくて、相手のことを考えすぎて混乱している状態なんだと。振り返るといままでも事業所に相談や面談で来られた方で思い当たる場面が何度となくあります。

その時に出てくる質問も『○○の場合はどっちですか?』と『正解』を求められる質問が多く出てきます。『ケースバイケースですが、、、』『状況によって異なりますが、、、』と前置きを入れたうえで、『正解』ではなく、『最適解』をお答えするようにしています。

その私の答えを聞いて、『あの人の答えはテキトウだった!』と怒る方もいるかもしれませんし、『あの人の答えはテキトウだった!』と納得してくれる方もいるかもしれません。

てき‐とう〔‐タウ〕【適当】デジタル大辞泉
[名・形動](スル)
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に適当な土地」「この仕事に適当する人材」
2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を適当に加える」「一日の適当な仕事量」
3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を適当にあしらう」「適当な返事でごまかす」

このテキトウ(適当)という言葉にも、『うまくあてはまること。』と『いい加減。』という全く正反対の意味が存在します。おなじ言葉でも使われる前後の文脈によって全く意味が違ってきます。

「人の気持ちを考えようとしすぎて混乱している状態」
になりやすい方が『考えようとしすぎて混乱する』前に、『テキトウでいいんですよ♪』と声をかけて寄り添える支援もこれからも目指します!

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦