アイ・ワークス西明石の吉岡です。
前回の「自閉症スペクトラムって?」其の一の続きをお伝えします。
今回は、「自閉症スペクトラム(以下ASD)」の診断基準を知っていただければと思います。以下のA・B・C・Dを満たすこと、といいう事でした。
A 社会的コミュニケーション及び相互関係における持続的障害
①社会的、情緒的な相互関係の障害
②他者との交流に用いられる言葉を介さないコミュニケーションの障害
(いわゆる空気が読めないといったむずかしさ)
③(年齢相応の対人)関係性の発達・維持の障害
(成人になり、大人同士での関係性のむずかしさ)
B 限定された反復するパターンの行動、興味、活動(以下の2点以上)
①常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方
②同一性へのこだわり、日常動作への通づうのきかない執着、言語・非言語上の様式的な パターン
③集中度や焦点付けが異常に強く限定、固定された興味
④感覚入力に対する敏感性あるいは鈍感性、あるいは感覚に関する環境に普通以上の興味
C 症状は発達早期の段階で必ず出現するが後になって明らかになるものもある
D 症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害をひきおこしている
以上が、ASDの診断基準と言われています。
そして、ここではとても大切なことを、教えていただきました。
家族はもちろん支援する立場の人たちは、こういった上記のような症状や行動を決して
治そうとするのではなく、理解することが大事という事でした。
今回は「自閉症スペクトラムの診断基準」についてお伝えしました。続く・・・
最後まで、御覧いただきありがとうございました。
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