アイ・ワークス西明石のスタッフ 吉岡です。
皆さんは「自閉症スペクトラム」をご存知ですか?
私たちが子供の時代は、このような障害種別はありませんでしたよね。なので、あまり聞きなれない方も多いと思います。
先日、発達障害の子供・青少年を教育支援されている協会さんが、「発達障害サポータースクール(発達障害の基礎理解)」という講習されていましたので、学びに行って参りました。
講師のは、教育支援学校の先生でもあり臨床心理士でメンタルクリニックをされている方でした。
まずは、「自閉症スペクトラム(以下ASD)」についての講義。ASDの主な症状として、人とのコミュニケーションの障害、想像力・見通しの困難・こだわりや反復的な行動、感覚の過敏さ・鈍感さということです。
次にスペクトラムってよくわかりませんよね?そのスペクトラムとは、「連続体」という意味です。「連続体」をわかりやすく表すと、皆さんもご存知ですが、あの綺麗な虹に例えると理解しやすいと言われていました。虹はさまざまな色が、徐々に変化していきます。ですが、色の変化のはっきりとした境目は無いですね。なので、ASDの症状の重度から軽度、全く傾向がない人まで連続しているという考え方です。
この考え方に基づくと自閉症の人と、そうでない人との境界線はとても不明確だといえます。
今回は、「自閉症スペクトラム(ASD)の症状と理解その1」でした。続く・・・
最後まで、御覧いただきありがとうございました。