就労定着支援を詳しく解説します

いえいえ、アイ・ワークスを卒業して就職した後もサポートは続きます。むしろ就職した後の方がほんとうの意味でのサポートの始まりかも知れません。

みなさんが「長く幸せに働き続ける」ために、最長３年間使える【就労定着支援】と言うサービスがあるんです。

詳しくは、次の動画でお伝えします。

はい、就労定着支援サービスとは、障害のある方の就労や、就労に伴って生じている生活面での課題を解決し、長く幸せに働き続けられるようにサポートする福祉サービスです。

定着支援はこれまでも、就労移行支援事業所や、障害者就業・生活支援センターなどが中心になっておこなっていました。

しかし、働く障害のある方が増えてきて、働くことにまつわるさまざまな課題解決をサポートする需要も高まってきたため、2018年からは、定着支援が独立した福祉サービスとしてスタートしたのです。

就職してしばらく経つと、それまで全く想像していなかったような悩みを抱える方も少なくありません。そういったときに働きやすい環境づくりを支援するために、就労定着支援サービスがあります。

そんな働き出してからの【仕事面】【生活面】の悩みをアイ・ワークスのスタッフが、月1回以上のペースでご本人とお会いし、お話します。また企業の担当者の方との面談の機会も設けます。

そこで、現在の職場環境や生活状況、今後の希望などを聞き、より働きやすい環境へとつなげます。

働きはじめるて出てくる悩みの主なものは、

【仕事面の悩み】については、
・仕事でミスが多くて困っている
・上司や同僚とうまくコミュニケーションが取れない
・体調管理ができず、遅刻や欠勤が増えてしまう
・今後のキャリアについて相談できる相手がほしい
・今とは違う業務やポジションにもチャレンジしたい
など、

【生活面の悩み】については、
・一人暮らしをしたいけど不安がある
・家族との関係性に悩んでいる
・家族のために収入UPを考えたい
・家事と仕事の両立が大変でどうしたらいいか分からない
などがあります。

勤務先での合理的配慮や適切な環境づくりについて、アイ・ワークスのスタッフが直接職場の上司や同僚と話し合いをして連絡調整します。

連絡調整ってどんなことをするんですか？

月1回以上のペースで面談をおこないます。ここで、職場環境や生活リズムなどに関する悩み事をお聞きします。この面談は、困りごとを解決するために、チームで作戦会議をするようなイメージです。

悩み事に応じて、勤務先への訪問、医療機関や福祉機関との連携を図りあなたが働きやすい環境へとつなぎ、「長く幸せな就労」をサポートします。

就労定着支援を使える方は、就労移行支援や自立訓練等の福祉サービスを利用して就職し、現在も働いている。就業から6か月～3年6か月の方が対象です。

ご利用の流れは、アイ・ワークスの就労移行支援をご利用中の方は、就労し6ヶ月経過と同時に、新たに契約を経て就労定着支援サービスを利用することができます。

サービス利用は、どこに申請したらいいですか？

就労移行支援などをご利用された時と同様に、お住まいの自治体窓口で受給者証の申請を行っていただく必要があります。詳しい手続きの進め方は、アイ・ワークススタッフがご説明のうえサポートします。

原則、利用期間は最長3年間となりますので、利用期間終了後は障害者就業・生活支援センター等の地域の支援機関と連携を図りながら、サポート体制を引き継いでいきます。

就労移行支援事業所としても就労定着支援はおこなってきましたが、制度上 利用期間が６か月でした。

６か月だけのサポートだと不安だなぁ～という方は、就労定着支援サービスを使うことによって、利用期間が最長3年と大幅に伸び、より長くサポートを受けることができるようになったのです！

ぜひ就労定着支援サービスのご利用もご検討ください。