私たちの仕事が無くなった時、その社会はとても美しい

こんにちは。アイ・ワークス西明石の吉岡です。今年の夏は、台風が多く全国各地で被害が相次ぎました。

アイ・ワークスもこの夏は、台風の影響により2度ほど休所をする事態。こういった時の判断はとても難しいので、困惑する企業も多かったのでは?

さて皆さんは、優先座席はご存知だと思います。

この優先座席は、私たちが子供のころはありませんでした。もともとは、国鉄(前JR)が新幹線で高齢者・障害者のために導入した「シルバーシート」が始まりだそうです。

ちなみに現在、高齢者に対してシルバーと呼ぶようになったのは、この「シルバーシート」という名称からきたそうです。

「優先座席」今では、高齢者・障害者・妊婦・乳幼児連れの方・けがかをされた方に対して、設置されています。

しかし、海外では「優先座席」がない国も多いようです。海外では、お年寄りや障害者に席を譲るのは当たり前の風潮。

日本では、良い事をすることに対して、人の目が気になるため「迷い」や「勇気」が邪魔をしてなかなかできなかったり・・。

果ては「無関心」「見て見ぬふり」「めんどくさい」などで、あまり好ましくないケースもあります。

本当は、「優先座席」など必要もなく、譲り合うことが当たり前の社会である事がとても美しいと思います。

話題は変わり、先日の我が国の中央省庁の障害者雇用水増し問題は、非常に残念でした。調査結果としては、結局障害者の雇用率は1.19%だったようです。

一方、アメリカの連邦政府の障害者雇用率は14%のようです。(なんと日本の12倍!)

そして、私たちが携わっている仕事。就労移行支援事業は、障害者が一般社会で活き活きと働き自立し、当事者自身が幸福な人生の一歩を踏み出す事を支援をしています。

本来、社会がもっと障害者に対し寛容で包括的であれば、企業に障害者が在籍していることは当たり前のような気がします。

そんな自然に当たり前の社会であれば、私たちの仕事は必要ないかもしれません。
もちろん、自分の仕事は必要ですが、そんな社会は美しい・・。

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦