まずは自分が実践する(3)

 こんにちは。アイ・ワークス西明石の吉岡恵介です。

私はアイ・ワークスで就労の訓練のためのカリキュラムを、担当させていただいております。私は主に就労するうえでの心の健康に関することを、カリキュラムで利用者さんにお伝えしています(「アサーション」や「不安」や「ストレス」、「認知バイアス」などです。アサーションや認知バイアスのことはいつか、このブログで書きたいと思っています)。

先日実施したカリキュラムで印象に残っていることを、このブログに書きます。

先日のカリキュラムで「就労したときに、自分と合わない人がいたらどうしますか?」というテーマを利用者さんに考えてもらいました。利用者さんにグループで意見を出し合って考えていただき、いろいろな意見が出ました。

利用者さんの意見を聴いたあと、私はこういう発言をしました。

「合わない人がいたら、その人と話し合うことが大切だと思います。それは皆さんだけに言っているのではなく、自分にも言い聞かせています。私は業務を円滑に進めるために、アイ・ワークスの職員ともっと話しをせなあかんと思っています」(そのときは熱が入っていたのでつい関西弁がでました)

どこの職場に行っても【自分と考えや価値観が合わない人は絶対にいる】と、私は確信しています。

そのときに自分と合わない人を排除したり(攻撃的自己表現)、うわべだけで従うのではなく(非主張的自己表現)、話し合うこと(アサーション)が大事だと思います。

その日のカリキュラムでは、利用者さんに言うだけではなく、自分も話し合うことを実践しようと強く思いました。

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦