アイ・ワークス神戸三宮　開所までの道のり　その１

代表の田村です。もうすぐ新しい事業所【アイ・ワークス神戸三宮】ができるので、約2年半ぶりに『開所までの道のり』ブログを再開したいと思います。

前回は2018.7.29にアイ・ワークス西明石　開所までの道のり　その４でサビ管が日高さんになりました。というところまで書きました。今回はその後です。

2017年7月の開所と同時に1名の利用者さんが決まり、幸先の良いスタートがきれた。と思ったのもつかの間、その後半年ほどはほとんど利用者さんが増えずにスタッフ人数が利用者人数よりも多い。という日が何日も続きました。

2018年に入って、ようやく少しずつスタッフ人数より利用者人数の方が多い日が増えてきましたが、それでも通所者が1日10人を初めて越えたのは、2018年3月でした。意気揚々とスタートした新規事業でしたが、なかなか業績が上がらず苦しい状態はまだまだ続きました。

そんな中、2018年4月に、はじめての卒業生を送り出すことができました。まだまだ経営的に苦しい状況は変わっていませんでしたが、この事業を続けていく意義と目的を改めて感じた瞬間でした。

この『卒業生が就職をする』というのは、何よりもこの事業の存在意義でもあり、スタッフのやりがいそのものです。これが無ければ、この苦しい時期を乗り越えることはできなかったかもしれません。

そうしてコツコツ地道に日々の支援を続けていくと、少しづつですが1日の通所数も増えてきました。そして、開所から1年と少し経過した2018年9月にようやくはじめて登録者数が定員の20人を越えました。そこからは、月間の通所数も大幅に増えていきました。

多くの利用者さんに通所していただき、多くの卒業生を送り出す。その実績のおかげで新たな利用者さんが集まる。そしてまた卒業生が出る。という好循環が続くようになりました。おかげでこのころから少しずつ経営も安定してきました。

そして、この頃から2事業所目を作りたい！と強く思うようになりました。実際に、2018年大みそかのブログでは、2019年に2事業所目の計画をしています。と書いています。

ただ、そこから2事業所目を作るのにこんなに時間がかかるとは思いもしませんでした。・・・つづく。。。