最大の未知は自分自身(3)

こんにちは、アイ・ワークス西明石の吉岡恵介です。

前回に続いて「最大の未知は自分自身」について、私が感じている事を書きます。

「事件(こと)の裏側」すら簡単に閲覧(のぞ)けてわかった気になる

でも本当は自分のことさえ把握しきれない なのに何が解ろう?

( Mr.children  fantasy )

 

前回のブログの繰り返しになりますが、自分自身のことは一番気づかない、解っていないと私は思います。人に指摘されて初めて気づくことが多々あると思います。

どうして自分の事に気がつかないのかは、人間誰もがもっている認知バイアスというものが関係していると思います(認知バイアスについては、いつかこのブログで書きたいと考えています)。

最後に、私が最近読んでいる本で印象に残った文章があるので、その文章を記載して今回のブログを終わります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

人間というものは、率直にものを考えることも、感情的な行為を適切にすることも苦手な存在である、という事実を直視しよう。たとえどんなに聡明で、高い教育があるようにみえても、かれらがまるで気が狂ってしまったかのように振る舞うのは、実に容易な、恐ろしいほど容易なことなのである。しかもそれが生涯に一度や二度のことではない。むしろ繰り返しそうするとしかいえない。そう、ほとんど絶えることなく繰り返しているというべきである。

(中略)

どんなに成熟したといっても、自分自身の行動や他人との関係を客観的にみることは困難なものである。

【論理療法 自己説得のサイコセラピイ  A.エリス/R.A.ハーパー  川島書店 】

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦