《不親切》がいい・・・？

こんにちは、アイ・ワークス西明石の竹島です。

ある企業の“合言葉”をご紹介します。　《指示は不親切なほど良い》

【人には親切にしましょう】と教えられてきた方も多いと思います。それを真っ向から反対した《不親切が良い》とは⁈

これは『働く上で』の状況ですが、物事をよくわかった上司による不親切な指示は、指示された個人の問題解決の力を高めるために、大変有益なものであるということ。

例えば、仕事をするうえで、分からない事が出てきたとします。分からないままでは仕事を続けられないので、上司に質問や確認に行きますよね。

では、どちらの対応をした上司が部下想いでしょうか？

1. すぐに必要な資料を用意し、指し示しながら、ひとつずつ詳しく説明してくれる
2. まず、必要な資料がある事を知っているか確認する

１は、上司の言うままに行えば、スムーズに仕事が完了するでしょう。２は、資料を確認しながら、どうやって進めるのかを考えるので時間がかかってしまいます。

　部下想いは・・・１の何でも教えてくれる上司・・・では、ありません！

次に同じ仕事をする時、１の言われた通りに動いた人は、やりかたを覚えておらず、また質問するかもしれません。２の苦労して自分でやり遂げた人は、しっかりそのスキルを身に付けているハズです。一見、不親切な上司のほうが、あなたのスキルアップを考えてくれている部下想いの上司です。

時々、私たち支援員を《不親切・優しくない・ほったらかし》と思われることがあるかもしれません。でも、それは【今のあなたの状況に一番合っているだろうという支援】をしています。学校ではないので【一方的に教える】のではなく、【あなたの就労する為の力をつける】事が大切だと考えています。

もし、不安があれば相談してください。私たちは、あなたと“幸せな就労”を目指している同志です。

　《指示は不親切なほど良い》　これからもあなたの力になりたいです。