【自己紹介】新人職員 小池智也

はじめまして。この春よりアイ・ワークス西明石に入社させていただいた、小池智也です。ごあいさつもかねて、自己紹介させていただきます。

静岡県出身の、2児の父です。趣味は子どもと一緒にTVゲームをすることです。

前職では、15年ほど、大学で医学の基礎研究をしておりました。研究していた病気は、いわゆる生活習慣病、かつては成人病と言われていた病気です。肥満や糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など、難しい漢字がいっぱいで、読むだけで眠たくなりますが、その病気が起こるしくみや、どうすれば治せるかを、研究していました。

そんな研究者だった私が、なぜ、就労移行支援事業所の支援員となったのか、ですが、ごく簡単に申しますと、自らの決断の数々が、結果的に研究者としての道を閉ざすことになり、転職を余儀なくされたためです。

学生自体を含めると約20年やってきた研究の世界から離れることは、自分の人生のちゃぶ台をひっくり返されたような感覚でした。が、お父さんとして、クヨクヨしてばかりもいられません。気持ちを切り替えて、就活しました。求人情報を検索し、なにか人のお役に立てる仕事と思って、探していました。そんな中、妻から、「福祉」に絞って検索してみたら、と勧められ、アイ・ワークスに出会えました。妻は、右耳が生まれつきほとんど聞こえません。残された左耳も、大人になってから病気を発症し、耳鳴りと難聴で、聞こえが悪くなりました。ひどい時には、音が全く聞こえず、人を避けるようになりました。鳴りやまない耳鳴りや、医師から進行する病気と告げられたこともあって、彼女の不安は大きくなり、ここ数年は苦しみの日々を過ごしてきました。僕は彼女のそばで、必死に励まし、できる限りのサポートをしてきたのですが、彼女は、そんな僕が、こういった仕事に向いているかも、と、僕の適性を見いだしてくれたのかもしれません。ということは、彼女が、僕の就労移行を手助けしてくれた、支援員だったのかもしれません。

妻に背中を押してもらえたおかげで、僕は運よく、この仕事に就くことができました。その感謝の気持ちを忘れず、いろんな状況で苦しむ方たちを励まし、その方たちの強みを知り、幸せな就労へのお手伝いをしたい!と思っております。

 

 

「週イチ通所から」その努力を就労へ!一緒に、一歩を踏み出しましょう。
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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦