障害者の就職活動

こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。就労移行支援事業所アイ・ワークス西明石の吉岡です。

今回は、「障害者の就職活動」についてお伝えしたいと思います。障害者が就職するにあたって、健常者よりも「不安」が付きまといます。

「障害者雇用で働くと給料が安い・・・。」
「雑用ばかりで、仕事がつまらないんじゃないかな・・。」
「雇用されても昇進の道は閉ざされるんじゃないかなぁ・・。」
「周りの方に迷惑かけそう・・。」
と様々な不安があると思います。

そこで、ポイントとなるのが「障害をオープンにするのか、クローズ(隠して)にするのか。」が、とても重要になります。

〇クローズでの就職活動

・障害をクローズにしての就職活動は、もちろん障害者手帳を提示したり、障害について説明する必要はありません。
・一般雇用枠(クローズ)では、平均月収は26.1万円といわれています。(厚労省統計、平成25年10月)
・選択肢が多かったり、給与や。条件が良かったりします。
・不安要素としては、継続して長く続けられるか・・。

やはり、最後の項目の「継続して長く続けられるか。」というのが、働く上で一番の問題になってくると思います。給与面などは「オープン」よりは確かに良い面はあります。しかし、障害者の雇用継続期間は「オープン」と「クローズ」を比較した統計を見ると、圧倒的に障害者雇用枠(オープン)での就職の方が継続して働かれています。

次に、オープンでの就職活動を見ていきたいと思います。

〇オープンでの就職活動

・障害者手帳(身体・知的・精神障害者手帳を保持)を、企業に提示する。
・自分自身の障害について、企業(採用担当者など)に具体的に説明することが求められる。
・障害者雇用枠(オープン)での平均給与は、身体障害者 平均22.3万円・知的障害者 平均10.8万円・精神障害者 平均15.9万円(厚労省 平成25年 障害者雇用実態調査)
・一般雇用枠よりは、選択肢が減少する。
・合理的配慮を受けられる。

以上のように障害者雇用枠(オープン)での就職で、確かに選択肢が減ったり、給与が減ったりと不安材料もあります。

ここで、当事業所アイ・ワークス西明石の出番になります!利用者さんが、就職に向けてのトレーニングももちろんですが、その中で利用者さんの苦手なことや困りごとなどを把握し面接に同行し、採用担当者に働く上で、苦手な事や困り事を伝えるお手伝いをします。

もし、障害者手帳をお持ちでないのなら、関係機関と連携し手帳の申請手続きをおこなったり、利用者さんの長所を見つけ出し、その方にマッチングし、できるだけ長く続けられる仕事を見つけてくるのも私たちの仕事です。そして、就職後も継続してフォローアップしていきます。

障害者雇用を取り組む企業も次第に増えてきました。しかし、就職しては短期間で辞められる方が、非常に多いのも現状です。

私たちはアイ・ワークス西明石は、利用者さんが就職して終わりではなく、その後も長く仕事を続けていただき、安定した幸せな生活を送ってもらえるよう、この気持ちを胸に日々サポートさせていただいてます。

「週イチ通所から」その努力を就労へ!一緒に、一歩を踏み出しましょう。
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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦