僕のブックオフ 店長人生 その3

群馬・伊勢崎上泉店での1年8か月ほどの後半は出張ばかりで自分の店舗にはほとんどいませんでした。その間、ソウルにも2回行きました。

僕が不在の間も店舗は過去最高の売上を記録し、利益も大きく伸ばすことが出来ました。

直営店のお店だけでなく、FCの加盟店様にも新規オープンのお手伝いに行くことも多かったです。

どこの出張の現場でも自分からガンガン前に出ていきました。とにかく振られた仕事は断らず、何でもかんでも引き受けました。たまに、オーバーフローを起こして、失敗することもありました。

出張といえばお酒の席は必須ですが、そんな席でも張り切り過ぎる僕は何度か大失敗をしてしまいました。

覚えているだけでも神奈川の本部に研修に行った時の最終日に二日酔いで寝坊して、本部社員にたたき起こされたこと。FCの店舗様のオープニングのお手伝いに行ったのに、オープニング日に二日酔いで朝礼に大遅刻したこと。などなど、大失敗は尽きません。

失敗するたびに『僕の店長人生は終わった~』とその日は、反省するのですが、また繰り返してしまうのです。。。若気の至りです。ちなみに、最近は記憶をなくすまで飲むことはほとんどありません。。。

やっぱり、そんな素行の悪さが影響したのか?店舗の業績はいいのに、なかなか次の転勤が決まりませんでした。当時のブックオフでは通常1年ごとに転勤になるのが出世コースでした。そんな中で、1年6か月以上、同じ店舗にいる僕は完全に出世コースから外れていました。

しかしある日突然、次の転勤は訪れました。

赴任するお店は、当時、売上全国トップテンのお店、埼玉の『大宮駅東口店』でした。逆転の大出世!

と思いきや、役職は店長ではなく、副店長でした。なんと降格人事だったのです。

僕のブックオフ降格人事 その後
に続く

この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦