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こんにちは。各地では、冬の気配がちらほら。早いもので、今年もあと少しになりましたね。就労移行支援事業所アイ・ワークス西明石の岡です。

今回は、先日、就労支援セミナーに参加させていただいたので、ブログに書きたいと思います。お題目として「支援者のためのメンタルヘルス」について、ご紹介したいと思います。

近年、ストレス社会という事もあり、精神を患い長期病欠者が増加の一途をたどっています。最近の調査では、メンタル不調を訴え、長期休職または退職した労働者を産業別にみていくと・・・。「精神的にストレスがかかりやすい仕事」として、次のように挙げられました。

・人の移動に関わる仕事(旅客・鉄道業など)
・情報サービス業
・郵便業
・ライフラインに従事する仕事

こうして見ていきますと、専門性が求められるサービス業かつ時間的な面で、結果を求められる仕事が見受けられます。

ところでバーンアウト(燃え尽き)症候群をご存知でしょうか?

もともとは手の施しようのない薬物中毒者の状態をさす言葉だったようですが、現在では・・「一定の目的や生き方、関心に対して献身的に努力したけど、期待した報酬が得られなった結果、生じる疲労感、欲求不満」「長期にわたり人に援助する過程で心的エネルギーが過度に要求された結果、極度に心身の疲労と感情の枯渇を訴え、卑下、仕事嫌悪、関心や思いやりの喪失などを伴う状態」

これは、ヒューマン・サービス(対人業務)従事者に多くみられると言われています。
特徴をまとめますと・・

①心身ともに疲れはてた感覚
②無関心、拒否、敵意などの脱人格化、サービス対象者から距離をとる。
③無責任、無関心、傍観的な態度。
④個人的達成感の後退、自分自身への不信感を抱く。
⑤情緒・行動の不安定、欠勤・転職への動き   
などが挙げられます。

そして、実際バーンアウト症候群になり、医者を辞められた方の言葉で、非常に印象的でした。次の通りです。──僕はもうほとんど限界であることを自覚していた。表面的には何とかつじつまと合わせているが、身体はいつもだるく、ちょっとしたことですぐにイライラした。そして、ショックだったのは、診察している患者にほとんど興味が無くなっていることだった。

では、なぜこうなってしまうのか、もちろん個人の考え方や特性はあると思いますが、環境面の要因として、次の通りです。
・長時間勤務に代表される「勤務」という時間のあいまいさ
・仕事内容のあいまいさ(わりきれなさ)
・自律性を欠きやすい
・評価されにくい
・仕事内容での限度設定の難しさ
・現代社会の複雑化、効率性など
と言われています。

やはり、バーンアウトしやすい個人側としては・・仕事に対して「ひたむき」で、「多くの仕事を熱心にこなそう」とし、「一人で抱えこむ」タイプと言われています。

では、組織としてはどうなのか、見ていきます。
・提供するサービスが目に見えに見えないので、言語化や明文化などしてコンセンサスをつくる。
・現在進行形の業務について、職場全体で評価し、直接かかわっているスタッフには肯定的なフィードバックがなされるよう配慮する。
・役割分担ははっきりさせるが、組織が柔軟性を失わないように、管理者がバランスを取る。
・経験の少ない組織ほど、構造のひずみをうけやすため、フォロー体制を安定化する。
・管理者は組織の構造的問題の現況について、たえず認識をもつ。
・グループ全体や個人が教育を受ける機会を確保する。

そして、長くなりましたが最後に、支援者のストレス対策として。
☝自身の心と身体の健康管理はもちろん
☝一人で抱え込まない
☝支援の効果を焦らない
☝研修などの参加による知識、対応力の向上

長くなってしまいましたが、今回はこの辺りで失礼させていただきます。いかがでしたでしょうか?私たちも今後、こういったことに陥らぬように、気を付けていきたいと思います。ありがとうございました。

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