ほめる ねぎらう

こんにちは。アイ・ワークス西明石の吉岡恵介です。私はアイ・ワークスのほかに、放課後等デイサービス(放デイ)で働いています。

放デイは、なんらかの障害のある子どもの療育*を行なうところです。職場の先輩には「子どものできてないところではなく、できているところに目を向けてください。子どもができたことは、どんな小さなことでもほめてください」と言われました。

しかるよりもほめるほうが、子どもの成長に良い影響を与えるからです(子どもが良くないことをしたときは、もちろんしかることも必要ですが…)。

「よくがんばったね!」「えらいね!」「すごいね!」と子どもができていることを小さなことでも、ほめるように心がけています。ほめることで子どもに、自信や安心感、自尊感情(自尊心)の上昇、認められているという前向きな気持ちをもってもらいたいです。

子どもに限らず大人もほめられるとうれしいと思います。大人はほめるよりも「ねぎらい」の言葉をかけてもらう方が、うれしいのではないでしょうか。

「手伝っていただいて、とても助かりました」「○○さんのおかげで、この作業をやり遂げることができました」「今までこんなに頑張ってこられたのですね」ねぎらいの言葉をかけられた人は、安心すると思います。

「自分は認められている」「人に必要とされている」「ここに居てもいいんだ」という気持ちは、心を豊かにします。そして自分は自分であっていいという気持ちである自己肯定感が育まれます。

現在は経済格差がひろがっているといわれていますが、心(精神)はお金では満たされません(一時的には満たされるかもしれませんが、長続きはしません)。人と人との良い関係性のなかで育まれる自己肯定感を大切にした支援を心掛けたいです。

そのために日頃から「しかる」「非難する」より「ほめる」「ねぎらう」を大切にしたいです。

*療育…障害のある子どもや障害の可能性のある子どもに、今の困りごとの解決と将来の自立と社会参加を目指し、支援を行うこと。子どもの発達の状態や障害特性に配慮して、一人ひとりに合った支援を行う。

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦