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転職回数が多くて履歴書が不安なときは? 短期離職の書き方と、面接での伝え方

「なぜ転職が多い?」への面接での答え方を、事実・振り返り・これからの3つで示した画像。男性が女性の相談員と向かい合って話している。

「3か月で辞めた会社も、履歴書に書かないといけないの?」
「職歴が多すぎて、欄に入りきらない」
「面接で『なぜこんなに転職を?』と聞かれたら、どう答えればいい?」

転職回数が多いと、履歴書を書く手が止まってしまいます。押さえておきたいのは、次の4つです。

  • 短い期間で辞めた仕事も、職歴欄には省かずに書くのが基本です
  • 欄に入りきらないときは、職歴欄の多い様式を選ぶか、職務経歴書にくわしく書きます
  • 面接では「事実を短く」「何が合わなかったか」「次はどう選ぶか」の3つで答えます
  • 同じ辞め方が続いているなら、書き方より先に、つまずく理由を確かめる価値があります
目次

採用する側は、転職回数の何を気にしている?

採用する側が転職回数を見て気にするのは、多くの場合「うちに入っても、またすぐ辞めてしまわないか」です。回数そのものより、「辞めた理由が分かっているか」「次は続けられる見通しがあるか」が伝わるかどうかで、受け止め方は変わります。

ですから、職歴を少なく見せることに力を使うより、「なぜ続かなかったか」と「今はどうしているか」を説明できるようにしておくほうが、面接で話しやすくなります。

履歴書の職歴欄はどう書く?

短い期間の仕事も、省かずに書く

入社して数か月で辞めた仕事も、職歴欄に書くのが基本です。書かずにおくと、面接で前の仕事について聞かれたときに、話が合わなくなります。

書き方は、ほかの職歴と同じです。

年月職歴
20234株式会社○○ 入社(営業事務)
20237一身上の都合により退職
202310株式会社△△ 入社(倉庫内の検品)
20249一身上の都合により退職

自分の都合で辞めた場合、退職理由は「一身上の都合により退職」で足ります。会社の倒産や事業所の閉鎖などで辞めた場合は「会社都合により退職」と書きます。くわしい理由は、面接で口頭で伝えます。

年号は、西暦か和暦のどちらかにそろえます。年号の書き方と、学歴の入学・卒業の年の出し方は、AI福祉ラボの記事にまとめています。

欄に入りきらないときは?

職歴が多くて欄に入りきらないときは、次のどちらかで対応します。

  • 職歴欄の行が多い様式の履歴書を選ぶ
  • 職歴欄には会社名と入社・退職の年月だけを書き、仕事の中身は職務経歴書にくわしく書く

職務経歴書は、決まった様式がありません。仕事ごとに「何をしていたか」「何ができるようになったか」を書くと、短い期間の仕事でも、経験として読んでもらえます。

アルバイトや派遣はどう書く?

応募する仕事に関わる経験なら、アルバイトでも職歴欄に書いてかまいません。「アルバイトとして勤務」と書き添えると、働き方が伝わります。

派遣で働いていた場合は、雇い主である派遣元の会社と、実際に働いた派遣先を書きます。

年月職歴
202411株式会社□□(派遣元)より派遣社員として就業
株式会社◇◇(派遣先)にて一般事務に従事
20255派遣期間満了により退職

面接で「なぜ転職が多いのか」と聞かれたら?

面接では、次の3つを順に、短く話します。

  1. 事実:「前の2社は、半年ほどで辞めています」
  2. 振り返り:何が合わなかったのか
  3. これから:次の仕事をどう選んでいるか、続けるために何をしているか

例えば、次のような答え方です。

「前の2社は、どちらも半年ほどで辞めています。振り返ると、電話と来客の対応が続く仕事で、急な割り込みが重なると、ミスが増えていました。今は、決まった手順で進められる仕事を中心に探しています。」

前の職場の悪口に聞こえる言い方は避け、自分の側から見た「合わなかった点」として話します。

体調を崩して辞めた場合は、病名まで話す必要はありません。「体調を崩して退職し、今は回復して、週5日の生活リズムで過ごせています」のように、今の状態を中心に伝えます。

同じ辞め方が続いているなら

転職の理由が毎回ちがうなら、たまたま合わない職場が続いただけかもしれません。けれど、「人間関係で疲れて辞める」「ミスが重なって居づらくなる」のように、同じところでつまずいているなら、書き方より先に、その理由を確かめる価値があります。

理由が分かると、仕事の選び方も、面接での説明も変わります。

▶ 仕事が続かないのは自分が悪い? つまずく理由の見つけ方と、次の一歩

辞めてから時間がたっていて、空白期間の伝え方も気になる場合は、こちらの記事をどうぞ。

▶ ブランクがあって就職が不安なときは? 空白期間の伝え方と、働く準備の始め方

一人で準備するのがむずかしいときは

ハローワーク

ハローワークでは、履歴書・職務経歴書の書き方や添削、面接の受け方の相談ができます。模擬面接をしてもらえることもあります。利用は無料です。

就労移行支援

就労移行支援は、働くことに不安がある方が、生活リズムを整えるところから、職場での実習、応募書類の作成、面接の練習までを、支援を受けながら進める福祉サービスです。「次は続けられる仕事を選びたい」「自分に合う働き方を確かめたい」という方が利用しています。

障害者手帳がなくても、医師の診断書などで利用できる場合があります。

障害かどうかを決める場所ではありません。「仕事が続かない理由を一緒に整理したい」という相談からでも大丈夫です。

よくある質問

試用期間中に辞めた仕事も書きますか?

書くのが基本です。試用期間も、その会社に雇われて働いていた期間です。

転職回数が多いと、書類で落とされますか?

回数だけで決まるとは限りません。職務経歴書で「何をしてきたか」が伝わり、面接で「次は続けられる理由」を話せれば、受け止め方は変わります。

職歴を少なく書いてもいいですか?

省かずに書くのが基本です。少なく見せるより、辞めた理由と今の状態を説明できるように準備するほうが、面接で困りません。

まとめ:回数より「次は続けられる理由」を伝える

転職回数が多くても、短い期間の仕事も含めて職歴は省かずに書き、欄に入りきらなければ職務経歴書にまとめます。面接では、事実・振り返り・これからの3つで答えます。

同じところでつまずいて辞めることが続いているなら、一人で抱えずに、相談できる場所を使ってみてください。

次の職場では、長く働きたい方へ

就職して、終わりにしない。

就労移行支援は、病気や障害のある方が就職をめざして訓練を受けられる福祉サービスです(原則2年まで)。明石・西明石のアイ・ワークス西明石では、働く準備から就職したあとまで、同じ法人のスタッフが関わります。

  • 見学・体験は無料
  • 週1日から通える
  • 手帳がなくても使える場合あり
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