【書評】99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

代表の田村です。突然ですが、みなさんは、飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない!って知ってました。。。

昔読んで、おもしろかったのを覚えていました。アイ・ワークス西明石の本棚で見つけたので、3回目か4回目ですが、もういちど読んでみました。

飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない!という衝撃的な見出しからはじまります。理解するには難しいので、何度か読んでようやく理解できましたが、現在でもほんとうに飛行機が飛ぶしくみは、まだ完全に解明されていないそうです。

そんな身近な話題からガリレオやアインシュタインなどが登場する科学の歴史まで紹介されている大変真面目な本です。

巻末に『頭が柔らかくなる仮説』が紹介されていますが、僕の一番のお気に入りの仮説は【世界誕生数秒前仮説】です。この仮説は他の本でも読んだことがありますが、こういう仮説です。

この世界は、実は、ほんの数秒前に誕生したばかりです。でも、あなたの頭には精巧なニセ記憶が仕込まれているので、あなたはもう長いあいだ生きていると思っているし、地球は何十億年も続いていると考えているのです。

という仮説です。はじめに読んだ時は何を言っているのかすぐに理解できませんでしたが、何度か読んでようやく理解できました。そして、驚くことに、この仮説も否定する証拠はまだありません。

ほんとうに世界は、ほんの数秒前にできたのかもしれません。(笑)

学生時代は数学や科学が好きでした。その理由は、国語にはいろいろな解釈があり、答えもひとつじゃないけど、数学や科学にはひとつの正しい答えがあるから覚えてしまえば簡単だ!と思いこんでいました。

最近までその考え方を持っていましたが、40歳手前になってようやく、大人になってからの問題には絶対的な答えなんてない!自分で考えて、決断して、行動して、最適解を探すしかない。とわかってきました。

絶対解があると信じていた科学も同じようです。

科学は神話に近い。
常識は仮説にすぎない。
仮説だからこそ、ある日突然くつがえります。科学の歴史をさかのぼると、科学的に検証されたと思われていた定説が、きれいさっぱり180度くつがえる事例に事欠きません。

なんだそうです。

常に常識を疑う癖を付けて、頭の中にある仮説の群を意識するようになれば、それは「頭が柔らかい」ということなのです。

頭を柔らかくする練習として、「先生も、親も、友達も、みんながそういうけど、ホントにそうなの?」って、いちいち疑問に思う練習をすることをオススメしています。

僕は昔から、先生の話も親の話もあまり信用していない生意気な子供でしたが、『頭を柔らかくする練習』をしていただけかもしれません。(笑)

自分が『頭が固いなぁ~』と思う方にはオススメの1冊です。

「週イチ通所から」その努力を就労へ!一緒に、一歩を踏み出しましょう。
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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦