「生活リズムを整えたいけれど、どこに相談すればいいか分からない」
「就職を目指す前に、まず毎日の生活を安定させたい」
「神戸や三宮にも生活訓練の事業所があるけれど、何を基準に選べばいい?」
そんな方に知ってほしい障害福祉サービスの一つが、自立訓練(生活訓練)です。

生活訓練は、就職することだけを目的にしたサービスではありません。
- 朝起きること。
- 決まった日に外出すること。
- 食事や家事を整えること。
- 人と関わること。
- 自分の体調や特性を知ること。
こうした「自分らしく地域で生活していくための土台」を、一人ひとりの状況に合わせて整えていくサービスです。この記事では、神戸市・三宮周辺で生活訓練を探している方に向けて、事業所選びで確認したい7つのポイントを紹介します。
自立訓練(生活訓練)とは?
自立訓練(生活訓練)は、地域で生活していくために生活能力の維持・向上などの支援が必要な方に対して、日常生活に必要な訓練や相談・助言などを行う障害福祉サービスです。
例えば、
- 生活リズムを整える
- 外出する習慣をつくる
- 家事を練習する
- 金銭管理を練習する
- 人との関わり方を練習する
- 自分の体調や特性を理解する
- 困ったときに相談する練習をする
といった取り組みがあります。
「生活訓練」という名前から、「一人暮らしの練習をするところ」と思われることがありますが、それだけではありません。今の生活で困っていることを整理しながら、「これから、どんな生活をしたいのか」を一緒に考えていくサービスです。
就労移行支援とは何が違う?
生活訓練とよく比較されるのが就労移行支援です。大きな違いは、支援の中心となる目標です。
就労移行支援
一般企業などへの就職を目指し、
- 就職活動
- 応募書類の作成
- 面接練習
- PCや仕事に必要な訓練
- 企業実習
- 職場探し
などに取り組みます。
生活訓練
就職以前の、
- 生活リズム
- 体調管理
- 外出
- 家事
- 人との関わり
- 自己理解
などを整えることが中心になります。生活訓練を利用した後に就労移行支援へ進む方もいます。一方で、復学や就労継続支援、一般就労など、別の進路を選ぶ方もいます。大切なのは、サービス名から選ぶのではなく、
から考えることです。
生活訓練を選ぶ7つのポイント
1.無理なく通える場所にあるか?
最初に確認したいのは、プログラムの多さよりも通いやすさです。体調や生活リズムに不安がある状態では、通所すること自体が大きな負担になる場合があります。
見学へ行くときは、
- 自宅を何時に出る必要があるか
- 朝の電車やバスに乗れそうか
- 駅から事業所まで歩けそうか
- 帰宅後に疲れが残りすぎないか
まで確認してみてください。
2.自分の目標を一緒に考えてくれるか?
生活訓練の目標は人によって違います。
- 「朝起きられるようになりたい」
- 「週に何日か外出したい」
- 「家事ができるようになりたい」
- 「人と話す練習をしたい」
- 「いずれは働きたい」
どれも、その人にとって大切な目標です。見学では、
「私の場合、どんな目標から始めることになりそうですか?」
と聞いてみてください。最初から決められたゴールへ当てはめるのではなく、本人の希望や現在の状態から一緒に考えてくれるかは重要です。
3.プログラムが実際の生活につながっているか?
プログラムの数が多ければ良いとは限りません。
例えば料理なら、
- 献立を考える
- 買い物をする
- 予算を考える
- 調理する
- 片づける
ところまで日常生活につながっているか。
運動なら、単に運動するだけではなく、「体力をつけて外出しやすくする」という本人の目標につながっているか。
何のためにそのプログラムを行うのかを確認すると、事業所の支援の考え方が見えてきます。
4.少ない日数や短い時間から相談できるか?
「毎日通えるようになってから利用しよう」と考える必要はありません。現在の体調や生活状況によっては、少ない日数や短い時間からスタートする方法もあります。ただし、実際に利用できる日数や時間は、本人の状況や支給決定、事業所の運営方法などによって異なります。
見学では、
「今は週2日くらいが限界ですが、そこから相談できますか?」
と率直に聞いてみてください。大切なのは、少ない日数から始められることだけではありません。そこから何を目標に、どのように振り返っていくのか?まで確認してください。
5.スタッフに相談しやすいか?
生活訓練では、プログラム以上にスタッフとの関係が大切になることがあります。困っていることを話したとき、すぐに答えを決められてしまうのか。それとも、
「あなたはどうしたいですか?」
と一緒に整理してくれるのか。
見学の短い時間でも、
- 話を最後まで聞いてくれるか
- 質問しやすいか
- 分からないことを「分からない」と言えるか
- 本人の意向を確認してくれるか
を見てみてください。
6.利用後の進路まで考えているか?
生活訓練は、通い続けること自体が目的ではありません。
その先には、
- 就労移行支援
- 一般就労
- 就労継続支援
- 復学
- 地域活動
- より安定した地域生活
など、さまざまな進路があります。
見学時には、
「利用を終えた方は、その後どんな進路へ進んでいますか?」
と聞いてみるのもおすすめです。
7.実際に見学・体験してから決める
ホームページだけでは分からないことがあります。
- 事業所の雰囲気。
- 利用している人の様子。
- スタッフとの距離感。
- 室内の音や明るさ。
- 休憩できる場所。
こうしたことは、実際に足を運ばないと分かりません。できれば気になる事業所を見学し、
と感じられるかを確認してみてください。
アイ・ワークス神戸三宮の生活訓練
アイ・ワークス神戸三宮では、自立訓練(生活訓練)を行っています。生活リズム、体調管理、コミュニケーション、自己理解など、本人の状況や目標に合わせて取り組みます。全員が同じことを、同じペースで行うことが目的ではありません。今の生活で困っていることを確認しながら、
「これからどんな生活にしていきたいか?」
を一緒に整理していきます。神戸・三宮で生活訓練を探している方は、まだ利用すると決めていなくても、まず見学から相談できます。

よくある質問
まとめ|「一番いい事業所」より「自分に合う事業所」
生活訓練を探していると、
「どこが一番いい事業所ですか?」
と聞きたくなるかもしれません。でも、誰にとっても一番の事業所はありません。大切なのは、
そして、
です。神戸・三宮で生活訓練を探している方は、まず実際に見学して、自分との相性を確かめてみてください。

