ページが見つかりませんでした – アイ・ワークス・障害者就職・自立応援企業 https://twinsworks.com 障害×就職×自立×応援企業アイ・ワークス Sun, 24 Mar 2024 07:32:06 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://twinsworks.com/wp-content/uploads/2022/05/cropped-アイ・ワークス-32x32.png ページが見つかりませんでした – アイ・ワークス・障害者就職・自立応援企業 https://twinsworks.com 32 32 【かんたん解説】職業準備性とは? https://twinsworks.com/ceoblog/240317 Sun, 17 Mar 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7454 アイワークスの田村です。突然ですが、みなさんは「職業準備性」という言葉を聞いたことがありますか?ちょっと堅苦しく難しそうな言葉に聞こえるかもしれませんが、実は日頃私たちが仕事をする上でとっても大切な概念なんです。ざっくり言うと、働くために必要ないろいろなスキルや能力のことを言います。

職業準備性とは?

具体的には、身体的な健康や心の健康を維持するための「健康管理」。日々の生活を整理し管理する能力である「日常生活管理」。他人と効果的に関わり合い協力するための「対人技能」。職場環境において求められる基本的なビジネスマナーや職務を遂行するための体力を含む「基本労働習慣」。そして特定の職業に求められる専門的な知識や技術、業務をこなすための適性である「職業適性」

これら5つの能力のことを言います。

これらの要素は個別にも重要ですが、相互に影響を及ぼし合いながら、働く人としての総合的な力を形成します。

職業準備性を高めることは、個人が職場での挑戦に自信を持って取り組み、長期的に充実した職業生活を送るための基礎を築くために必要な事です。

健康を維持すること、毎日の生活をうまく管理すること、人と上手に付き合う方法、仕事の場での基本的なマナーや体力、そして、その仕事をする上で必要な特別な技術や能力まで、いろいろなことが含まれています。

これら一つひとつを自分ひとりで出来るようになるのはとても難しいことです。これらを、支援員と一緒に訓練しながら、ひとつずつ身に付けていくことで、自信を持って、長く働き続けれる能力が身に付きます。

「職業準備性」が身についてくると、仕事の面で色んなことにチャレンジする力が付き、どんな困難にも対応できる力も身につきます。

今回は、職業準備性の中でも、主に生活訓練のカリキュラムで身に付けることができる「健康管理」「日常生活管理」に焦点を当てて解説します。

じつは、「職業適性」「基本労働習慣」は身に付いているけれど、土台の部分「健康管理」「日常生活管理」が崩れている。と言う人も少なくありません。

体が元気で、生活がバランスよく整っていれば、人と上手に付き合ったり、いい仕事の習慣を身につけたり、自分にぴったりの仕事を見つけるのにすごく役立ちます。

この記事では、あなたがもっと楽しい職業人生を送るためのちょっとしたコツや、あなたの身体と日々の暮らしを大事にする。ってどういうことかを見つける事ができたらいいな~と思っています。

少しずつでもいいので、この記事からヒントを得て、ぜひ今日から取り入れてみてください。

健康管理

健康管理とは、自己の身体と心の状態を理解し、健康を維持・向上させるための日々の行動を指します。

職業生活においては、この健康管理が極めて重要な役割を果たします。健康な身体と心は、生産性の向上、ストレスの軽減、そして職場での長期的な成功の基盤となるからです。

健康管理の重要性

健康を守るコツ:適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレスを減らす時間を持つこと。

何度も聞いたことのある基本的なコトだと思いますが、やっぱり、これらが健康の秘訣です。

健康が仕事に与えるいい影響:身体をきちんとケアできるようになると、仕事のパフォーマンスが上がり、周りの仲間たちとも上手くやれるようになります。ストレスもうまく扱えるようになり、充実した仕事ができるようになります。

日常生活管理

日常生活管理は、健康管理と同様に、職業準備性において重要な役割を果たします。日常生活の管理とは、時間管理、財務管理、個人的な責任の管理など、日々の生活を円滑に運営するためのスキルのことです。

これらのスキルは、職場で上手くいくためだけでなく、個人の日常生活の満足度を高めるためにも不可欠です。

日常生活を管理するって?

生活を管理するって?: 時間、お金、感情等を上手に管理するスキルのこと。これが出来るようになると、仕事もプライベートも充実します。

生活を上手にするコツ

スケジュールの管理:カレンダーやアプリを使用して、日々の予定を管理しましょう。優先順位の設定。重要なタスクを特定し、優先順位をつけて取り組むことで、時間を有効に活用できます。

お金の計画:まずは日々の収入と支出をざっくりでもいいので、記録し予算を立ててみましょう。

自分にご褒美を与えよう:リラクゼーションや趣味の時間を強制的に取り自分で自分にご褒美を与えましょう。ストレスを軽減し、精神的なバランスを保つことができます。

一見関係ないように思うかもしれませんが、やっぱり日常生活が上手くいっていないと、仕事に集中できず、やっぱり良い仕事はできません。良い仕事をするためにも日常生活を上手く過ごすことは重要です。

対人技能、基本労働習慣、職業適性との関連性

職業準備性の土台の部分「健康管理」と「日常生活管理」が上手くいくことで、「対人技能」、「基本労働習慣」、「職業適性」という他の要素が大きく影響を受けます。これらの要素は互いに補完し合い、職業生活における成功へと導く重要な役割を担っています。

対人技能の向上

健康的な身体と心は、他人とのコミュニケーションや協力を円滑にします。健康管理によりストレス耐性が向上すると、難しい状況でも冷静さを保ち、対人関係での問題解決能力が高まります。

健康で心が穏やかになると、人と話すのもスムーズになります。体調が良いとストレスも減るから、難しい場面でも落ち着いて対応できるようになります。生活が整っていると、約束を守ったり、計画を立てたりがラクになり、人との関係も良くなるんです。

基本労働習慣の確立

健康管理と日常生活管理が上手くできると、職場でさらに責任を持って行動できるようになります。時間管理や自己管理がうまくできると言うことは、仕事を期限内に完成させるスキル、チーム内での役割を果たすスキルといった、基本的な労働習慣の向上を意味します。

職業適性の発展

職業適性は、個々の業務遂行能力やその仕事に対する適性に関連しますが、これらは健康と日常生活の管理が支える基盤の上で成長します。身体と心の健康が保たれていることで、新しいスキルの学習や専門知識の習得が容易になり、職業適性を高めることができます。

健康で、毎日がうまく回っていると、新しいことを学んだり、自分の得意を伸ばしたりするのが、ずっと簡単になります。これが、自分にぴったりの仕事を見つけ、そこで活躍する力に繋がります。

総合的なアプローチ

これらの相互依存関係を理解し、健康管理と日常生活管理から始めることで、職業準備性の他の要素も自然と向上します。全体としてのバランスを意識し、職業生活における長期的な成功と満足を目指すことが重要です。

実践的アドバイス

職業準備性の向上は、日々の小さな努力から始まります。まずは生活訓練で「健康管理」と「日常生活管理」を中心に、具体的な訓練を通じて自身の能力を高めていきましょう。

生活訓練で行っている実践的な訓練をいくつか紹介します。

健康管理に関するアドバイス

ルーティンの確立:睡眠のリズムが乱れている方は、支援員と一緒に毎日の起床、就寝のスケジュールを立てます。一緒に立てたスケジュールの実行も支援員と一緒に行います。それができるようになると、通所時間の管理、訓練スケジュールの管理も支援員と一緒に行います。

バランスの取れた食事:食事が乱れている方は、支援員と一緒にバランスの取れた食事を考えます。カリキュラムで一緒に調理も行います。

定期的な運動:体力が低下している方は、支援員と一緒に運動をします。半強制です(笑)。ひとりでは、なかなかできないウォーキングやヨガプログラムなど、みんなと一緒に楽しめる形で定期的に身体を動かすプログラムが豊富にあります。

日常生活管理に関するアドバイス

タスクリストの作成:日々のタスクをリストアップし、優先度に応じて順番に処理することで、効率的に時間を管理するお手伝いをします。

お金との上手な付き合い方を学ぶ:発達障害当事者のFP岩切さんの特別セミナーや毎月のお金の授業などで、月間の収支を把握し、無駄遣いを避けるためのお金との付き合い方を学びます。

リラクゼーションの時間を設ける:自分だけの時間を大切にする方法を学びます。土曜日の余暇支援のプログラムで、今までやったことのない趣味やアトラクションも体験します。趣味に時間を割くことで、精神的な健康を保ちます。

これらのアドバイスを実生活に取り入れることで、職業生活におけるストレス耐性や生産性を高めることができます。また、日々の小さな成功体験は、自信とモチベーションを高め、職業準備性の向上につながります。

まとめ

生活訓練のカリキュラムで向上する職業準備性の土台の役割を果たす「健康管理」と「日常生活管理」に焦点を当てて解説しました。

これらの基本的な管理能力は、職業生活のみならず、個人生活の質を高める上でも極めて重要です。健康的な身体と整った生活は、対人技能、基本労働習慣、職業適性といった他の職業準備性の要素を支え、相互に強化します。

健康管理と日常生活管理の実践的なアドバイスを通じて、日々の生活の中で実現可能な小さな成長を実感することができます。その小さな小さな成長こそが、長期的な視点で見ると、職業生活における持続可能な成功と充実感へとつながります。

職業準備性を高めることはすぐ簡単に達成できるものではありません。健康も生活の管理も、他のいろんなスキルと結びついて、あなたをサポートします。少しずつでいいので、今日から実践してみてください。

継続的な努力と小さな自己成長を通じて、個々の能力を徐々に向上させることが重要です。すぐに大きな変化を求めずに、コツコツと努力を続けることが大切です。

この記事が、もっと楽しく、充実した職業生活を送るためのきっかけになれば嬉しいです。

]]>
障害者雇用で企業が求める「素直な人」の誤解 https://twinsworks.com/ceoblog/240303 Sun, 03 Mar 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7434 アイワークスの田村です。企業の採用担当者の方に「御社の求める人材は?」と尋ねると、

「スキルは後からでよいので、『素直な人』を求めています。」

という方が多くいます。ここで言う「素直な人」とはどのような人のことを指すのでしょうか?

1.誤解を解く

「素直な人」と聞いたときに、「何でも言われた通りにする人」つまり「従順な人」を連想する方も多いかも知れません。しかし、それは大きな誤解です。

その誤解とは、素直さという性質を表面的に捉えた結果生じます。しかし、真の素直さとは、単に従順であることを越えた、もっと深い意味を持っています。

真の素直さとは、周囲からの意見や批評を受け入れ、自らの考えや行動に反映させる能力のことを言います。

これには、自己の意見や思い込みに固執することなく、異なる視点や新たな情報を柔軟に受け入れる姿勢が必要です。言い換えれば、素直な人とは、

自分の認識や行動を再評価し、必要に応じて変更することができる人

のことを言うのです。

しかし、素直さを単純な従順さと混同してしまうことで、素直さとは自己主張を抑え、他者の意見に盲目的に従うべきだという誤った解釈が広がっています。

これは、特に就職活動や職場でのコミュニケーションにおいて、誤解を招く原因となります。そうした誤解を明らかにし、素直さの真の意義について詳しく解説します。

素直さとは、他人からのフィードバックを有効に活用し、自己成長を促進するための重要な要素である。と言うことです。

2.素直さの新定義

素直さとは、一言で言うならば、新たな情報や意見、さらには批判に対しても心を開き、それらを自己の成長の糧として取り入れることができる姿勢です。

これは、単に他人の言うことを盲目的に受け入れることとは根本的に異なります。

真の素直さには、論理的な思考と感情のバランスが求められ、自分自身の考えや行動を客観的に評価し、必要に応じて修正する能力が含まれています。

論理的思考と感情のバランス

素直な人は、受け入れるべき情報とそうでないものを見分けるために、論理的な思考を駆使します。

しかし、同時に、感情的な側面も無視することはありません。感情は人間の決定や反応に大きな影響を与えるため、これらの感情を理解し、適切に管理することも、素直さの本質の一部です。

批判や異なる意見に直面したとき、素直な人はそれを脅威と捉えるのではなく、自己改善の機会として捉えます。

自己の誤りを認める勇気

素直さには、自分の誤りを認める勇気も含まれます。これは、自己成長において極めて重要な要素です。

誤りを認めることは容易ではありませんが、このプロセスを通じて、私たちはより柔軟な思考を持つようになり、新たな視点を受け入れることができるようになります。

企業や組織においても、このような素直さは、チーム内の信頼を築き、より効果的なコミュニケーションを促進するために不可欠です。

素直さを育む方法

素直さを育むためには、自己反省の習慣を身につけることが重要です。日々の経験から学び、自分の行動や思考パターンを客観的に評価することで、私たちは自己の成長を促進することができます。

また、異なるバックグラウンドを持つ人々と積極的に交流し、様々な視点を受け入れることも、素直さを高めるために効果的です。

素直さは、自己成長のための強力なツールであり、職場での成功にも直結します。この新たな定義に基づき、私たちは、素直さを個人の特性としてだけでなく、チームや組織全体の文化として育むことの重要性を理解することができます。

3.企業が求める素直さの価値

現代のビジネス環境は、常に変化しており、企業はその変化に迅速に適応できる人材を求めています。

このような環境下では、素直さは企業にとって非常に価値のある特質となります。素直な人材は、新しい情報を迅速に吸収し、状況の変化に柔軟に対応することができるため、組織全体の革新と成長を促進することができます。

素直な従業員は、フィードバックを積極的に受け入れ、自己改善に努めます。これにより、個人のスキルと能力はもちろん、チーム全体のパフォーマンスも向上します。

また、異なる視点や意見を受け入れることで、より包括的でバランスの取れた意思決定が可能になり、これは企業のイノベーションに直結します。

企業が素直な人材を高く評価する理由の一つに、チームワークの向上があります。素直な人は、他人の意見を尊重し、協力して目標達成を目指すことができます。

このような姿勢は、職場のポジティブな雰囲気を醸成し、効率的なチームワークを実現します。結果として、企業はより競争力のあるものとなり、市場での成功を収めやすくなります。

さらに、素直さはリーダーシップにおいても重要な役割を果たします。素直なリーダーは、自分自身の限界を認識し、必要に応じて他人の意見やアドバイスを受け入れることができます。

これにより、リーダーはより効果的な意思決定を行い、チームを成功に導くことができます。素直なリーダーシップは、信頼と尊敬を基盤とし、チームメンバーからのサポートを得やすくなります。

企業が求める素直さとは、単に従順な従業員を求めているのではなく、自己成長と組織の進化に貢献できる人材を求めています。

素直さは、個人としての成長はもちろん、組織全体の成功に不可欠な要素であり、これを理解し、培うことが、現代のビジネスパーソンにとってますます重要になっています。

4. 実生活での応用

素直さは、職場だけでなく、私たちの日常生活においても非常に重要な役割を果たします。自己成長を目指し、より良い人間関係を築くために、素直さを実生活でどのように応用するかが鍵となります。

自己反省の習慣を持つ

日々の生活の中で、自分自身の行動や思考を振り返る時間を持つことが大切です。

例えば、一日の終わりに数分間、その日に起こった出来事や自分の反応について考えることが、自己理解を深める一歩となります。この習慣は、自分の強みや弱点を客観的に評価し、改善点を見つけるのに役立ちます。

フィードバックを積極的に求める

他人からのフィードバックは、自己成長に不可欠です。友人や家族、職場の同僚に自分の行動に対する率直な意見を求めることで、自分では気づかなかった視点を得ることができます。

フィードバックを受け入れる際には、防御的にならず、オープンな心で聞くことが重要です。

新しい経験に挑戦する

素直さを育む一つの方法は、新しい経験に積極的に挑戦することです。未知のことへのチャレンジは、自分の限界を広げ、柔軟な思考を促します。

新しいスキルを学ぶ、異文化を体験する、今まで避けていた活動に参加するなど、さまざまな形で新しい経験を積むことが、素直さを高める助けとなります。

コミュニケーションの技術を磨く

素直さは、効果的なコミュニケーションにもつながります。異なる意見を尊重し、相手の立場を理解しようとする姿勢は、より良い人間関係の基礎となります。

聞き手としてのスキルを磨くことは、相手の言葉の背後にある意味を理解し、共感を深めるために不可欠です。

素直さを日常生活に取り入れることは、自分自身の成長はもちろん、他人との関係を豊かにするためにも重要です。

自己反省、フィードバックの積極的な受け入れ、新しい経験への挑戦、そしてコミュニケーション技術の向上を通じて、素直さを実践することで、私たちはより充実した人生を送ることができるでしょう。

まとめ

素直さとは、個人の成長、人間関係の改善、そして職場での成功において、非常に重要な役割を果たします。

私たちが日々の生活の中で素直さを実践し、育てていくことで、自己理解を深め、より良いコミュニケーションを実現し、最終的には自分自身と周りの人々の人生を豊かにすることができます。

素直な人になることは、一夜にして達成できるものではありません。日々の意識と継続的な努力が必要です。その過程で、自分自身の内面と向き合い、成長していくことは、時には難しく感じるかもしれません。

しかし、その努力は、自分自身だけでなく、周りの人々にも良い影響を与えてくれます。

「素直な人」になれる訓練をアイワークスでは提供しています。

この記事を読んで、少しでも素直さについての理解を深めたい、自己成長を目指したいと思われた方は、お気軽にお問い合わせください。

「素直な人」の道のりは、一人で進むには難しいかもしれませんが、適切なサポートがあれば、着実に一歩ずつ進むことができます。

アイワークスは、あなたが「素直な人」として成長し、豊かな人生を送るお手伝いをしています。

]]>
【かんたん解説】トライアル雇用 https://twinsworks.com/ceoblog/240218 Sun, 18 Feb 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7423

まあ、とりあえずまずは一定期間、働いてみませんか?

というタイトルの案内チラシの制度。トライアル雇用について簡単に解説します。

トライアル雇用制度とは

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々が職場での実務体験を通じて、自分に合った仕事かどうかを判断できるようにすると同時に、事業主が労働者の適性や能力を直接確認できる機会を提供するために設けられた制度です。

この制度は、障害者雇用の促進という社会的な課題に対する具体的な解決策の一つとして、厚生労働省により推進されています。

制度の期間と特徴

トライアル雇用の期間は、一般的には3ヶ月から6ヶ月の範囲で設定されます。この期間中、障害のある方は実際に職場で働きながら、職場の環境や仕事内容、同僚との関係性などを体験します。

事業主側もこの期間を利用して、障害のある方の職務遂行能力や職場への適応状況を観察し、継続雇用の可能性を検討します。

特に精神障害者に関しては、トライアル雇用期間を最長12ヶ月まで設定することが可能であり、この期間延長は、精神障害特有の調整が必要な場合に柔軟に対応できるようにするためです。

また、障害者短時間トライアル雇用という制度もあり、週20時間未満からの勤務を開始し、徐々に勤務時間を増やしていくことができます。

制度の利用方法

トライアル雇用を利用するためには、まず事業主がハローワークにトライアル雇用の求人を出し、障害のある方がこれに応募します。選考を経てトライアル雇用が開始され、期間終了後には、双方の合意のもとで正式な雇用契約へと移行することができます。

トライアル雇用制度は、障害のある方々にとって自分に適した職場を見つける貴重な機会を提供し、事業主にとっては障害者雇用に対する不安を解消し、適切な人材を確保する手段を提供します。

この制度を通じて、障害者雇用の促進と職場の多様性・包摂性の向上を目指しています。

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々が一定期間、実際に職場で働くことを通じて、自分に合った仕事かどうかを見極めるとともに、事業主が労働者の適性や能力を確認できるようにするための制度です。

この制度は、障害者雇用の不安を解消し、継続雇用へのスムーズな移行を目指しています。

制度のメリット

求職者側のメリット

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々にとって、職場環境や仕事内容を実際に経験することで、自分に合った仕事を見つける絶好の機会を提供します。この制度を利用することで、以下のような具体的なメリットがあります。

自己理解の深化:実務を通じて自分の能力や適性、働き方の好みを深く理解できます。

職場適応のスキル向上:実際の職場での体験を通じて、コミュニケーション能力やチームワーク、職場のルールへの適応など、職場生活に必要なスキルを身につけることができます。

不安の軽減:トライアル期間中は、正式な雇用に先立って職場を体験できるため、就職後の不安を大幅に軽減できます。

以上のようなメリットがあるので、トライアル雇用で働く人は、安定して長く働き続けられる傾向があります。

事業主側のメリット

事業主にとっても、障害者トライアル雇用制度は多くのメリットをもたらします。特に、障害者雇用に関する不安や課題を解消し、適切な人材を確保する上で大きな助けとなります。

適性の確認:トライアル雇用期間を通じて、障害のある方の具体的な能力や職場での適応状況を直接観察できるため、継続雇用の判断に大きな確信を持つことができます。

助成金による経済的支援:助成金の支給により、トライアル雇用期間中の経済的負担が軽減され、障害者雇用をより手軽に試すことが可能になります。

職場の多様性と包摂性の向上:障害のある方を職場に迎え入れることで、従業員間の理解と協調が深まり、職場全体の多様性と包摂性が向上します。これは、企業文化の豊かさを増すだけでなく、社会的責任(CSR)の実践としても高く評価されます。

トライアル雇用の利用促進

これらのメリットを踏まえると、障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々にとっても、事業主にとっても、双方にとって有益な制度であることがわかります。

障害のある方々が自分に合った仕事を見つけ、充実した職業生活を送るための一歩となり、事業主は適切な人材を見つけると同時に、職場の多様性を高めることができます。

障害者トライアル雇用制度の積極的な利用は、障害者雇用の促進だけでなく、より包摂的で多様性に富んだ社会の実現に向けた重要なステップです。

制度のデメリットと検討事項

求職者側にも事業者側にもメリットの多いトライアル雇用ですが、デメリットも考えられます。

  1. 準備と管理の手間
    事業主側の課題
    :トライアル雇用を実施するには、事前の準備や期間中の管理が必要になります。

    これには、適切な職務の選定、職場環境の調整、定期的な評価やフィードバックの提供などが含まれ、特に小規模事業所ではこれらの手間が負担となる場合があります。
  2. 期間終了後の不確実性
    求職者側の不安:トライアル雇用期間終了後に正式な雇用に移行できるかどうかは、期間中の評価に大きく依存します。このため、求職者にとっては期間終了後の不確実性が精神的な負担となることがあります。
  3. 助成金の条件と制限
    助成金の複雑さ:助成金を受けるための条件や手続きが複雑であり、すべての要件を満たすことが難しい場合があります。また、助成金の支給額や期間には限りがあるため、事業主が期待する経済的な支援を完全には得られない可能性もあります。
  4. 職場への適応とサポート体制
    適応の課題:障害のある方が職場にスムーズに適応するためには、適切なサポート体制の構築が必要です。しかし、事業主が障害者雇用に関する十分な知識や経験を持っていない場合、効果的なサポートを提供することが難しくなることがあります。
  5. 期間限定の雇用と心理的影響
    期間限定の雇用:トライアル雇用は期間限定であり、その期間だけで正式な雇用が保証されるわけではありません。この一時的な雇用状態は、求職者にとって不安定さを感じさせ、職場への帰属意識やモチベーションに影響を与える可能性があります。
  6. 対策と考慮点
    これらのデメリットや課題に対処するためには、事業主と求職者双方が制度の内容を十分に理解し、期間中のコミュニケーションを密にすることが重要です。

    また、事業主は障害者雇用に関する研修を受ける、専門のコンサルタントや支援機関と連携するなどして、職場環境の改善やサポート体制の充実を図ることが望まれます。

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々の雇用機会を拡大し、職場の多様性を促進するための有効な手段ですが、その成功は事業主と求職者双方の理解と協力に大きく依存しています。

制度の利用を検討する際には、これらのデメリットや課題を踏まえた上で、適切な準備と対策を行うことが重要です。

対象者と流れ

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々が新たな職場での就業を検討する際に、その適性や職場環境に自身が適応できるかを試すための枠組みを提供します。

対象者

障害があり※、以下の①から④のいずれかに当てはまる方が対象になります。 ※ 障害者手帳を所持していない場合でも、障害がある方であれば対象に含まれることがあります。 ご自身が対象者に当てはまるかどうかは、ハローワークの窓口でお尋ねください。

① これまでに働いたことのない職業に挑戦してみたい方 紹介日時点で、就労経験のない職業に就くことを希望していること

② 離転職を繰り返し、長く働き続けられる職場を探している方 紹介日の前日から過去2年以内に、2回以上離職や転職を繰り返していること

③ 働いていない期間がしばらくあったが、再び就職しようと考えている方 紹介日の前日時点で離職期間が6か月を超えていること

④ 重度身体障害、重度知的障害、精神障害のうちいずれかのある方 (④の方は、①~③の要件に関わらず、障害者トライアル雇用の対象になります。)

流れについて

以下のステップで進行します:

求人情報の提供:事業主がハローワークにトライアル雇用の求人を出します。

応募と選考:障害のある方が求人に応募し、事業主による選考が行われます。

トライアル雇用の開始:選考を通過した方が、事業主とトライアル雇用契約を結び、実際に職場で働き始めます。

評価とフィードバック:トライアル期間中、定期的に職場の適応状況や仕事の適性について評価が行われ、フィードバックが提供されます。

継続雇用の決定:トライアル期間終了後、双方の合意のもとで正式な雇用契約へと移行します。

トライアル雇用の助成金が拡充されました

助成金の支給

この制度を利用する事業主には、助成金が支給されることが大きな特徴です。助成金は、トライアル雇用期間中の障害者の給与の一部を補助するもので、事業主が障害者雇用に対する経済的な負担を軽減できるように設計されています。

助成金の拡充

平成30年4月以降、精神障害者に対する助成金の支給額と期間が拡充され、より多くの事業主が障害者雇用を検討しやすくなっています。

この変更は特に、精神障害者を対象とした雇用において顕著で、助成金の支給額が月額8万円×3か月に増額され、助成期間も最長6か月まで延長されるなど、事業主が障害者雇用をより積極的に行うための経済的支援が強化されました。

これにより、事業主は障害のある方々を雇用する際の初期コストを大幅に軽減でき、障害者の職場へのスムーズな適応と長期的な雇用の促進が期待されます。

まとめ

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々にとって、自分に合った職場を見つけるための貴重な機会を提供します。また、事業主にとっても、新たな人材を発掘し、職場の多様性を高めるための有効な手段です。

助成金の拡充により、経済的な負担が軽減され、より多くの事業主がこの制度を利用しやすくなりました。障害者雇用の促進は、単に法的な義務を満たすだけでなく、社会全体の多様性と包摂性を高めるための重要なステップです。

事業主と障害のある方々がこの制度を最大限に活用し、互いにとって有益な関係を築いていくことを心から願っています。

障害者トライアル雇用制度は、障害のある方々にとっても、事業主にとっても、多くのメリットをもたらします。障害者雇用の促進という社会的課題に対して、実践的な解決策を提供するこの制度の活用を、ぜひ検討してみてください。

参考資料:
「障害者トライアル雇用」 のご案内(求職者向け)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000103780.pdf

「障害者トライアル雇用」 のご案内(求職者向け)
https://www.mhlw.go.jp/content/000562055.pdf

障害者トライアル雇用に関する助成内容を拡充しました
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000200888.pdf

]]>
【かんたん解説】特例子会社 https://twinsworks.com/ceoblog/240211 Sun, 11 Feb 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7398 アイワークスの田村です。みなさんは「特例子会社」という言葉を聞いた事がありますか?

特例子会社とは、障害のある人々の雇用促進と安定化を目的として設立された企業です。この制度は、障害のある人々が自分の能力を最大限に発揮できるよう配慮された職場環境を提供することを目指しています。それには、個々の障害特性に合わせた業務の提供、設備や環境面での配慮、専門スタッフの配置などが含まれます。

特例子会社が認定されるためには、親会社の支配、障害者の雇用割合と重度障害者の比率、適切な雇用管理能力、その他障害者の雇用促進と安定化の達成可能性など、一定の要件を満たす必要があります。これらの要件は、障害者が働きやすい環境を確保しつつ、彼らの社会参加を促進するために重要です。

特例子会社の歴史と背景

特例子会社制度は、昭和の時代に障害者雇用が進まないという問題を解決するために考案されました。当時、障害のある人々が一般の職場に参加することには多くの障壁がありました。これに対処するため、障害者が働きやすい環境を提供する専用の子会社を設立するアイデアが生まれました。特例子会社は、障害特性に合わせた就業規則の設定、障害者の受け入れに特化した助成金の利用、そしてグループ会社全体の障害者雇用率に算入できるという利点を持っています。

実は、特例子会社制度は40年以上も前に誕生していました。日本でいちばん最初に認定を受けた特例子会社は、シャープ特選工業株式会社(大阪市阿倍野区)で親会社はみなさんご存じのシャープ株式会社。認定年月日は昭和52年3月31日です。次いで、オムロン太陽株式会社(大分県別府市)で親会社はオムロン株式会社など、昭和の時期に大手企業の特例子会社が設立されました。

2023年6月1日現在では、全国で特例子会社は598社あります。特例子会社の所在地を都道府県別に見ると多い順から、東京都189社、大阪府55社、神奈川県50社、愛知県31社、埼玉県29社、兵庫県25社の順になっています。

この制度の導入により、重度の身体障害や知的障害のある人々の雇用が拡大し、近年では精神障害や発達障害のある人々の雇用にも大きく寄与しています。特例子会社は、障害者雇用の新たな可能性を開き、多くの企業にとって重要な役割を果たしてきました。

特例子会社のメリット

特例子会社で働くことのメリットは多岐にわたります。最も重要なのは、障害のある人にとっての配慮が手厚くなる点です。これには以下のような要素が含まれます。

職場環境:特例子会社は障害のある人を雇用する目的で設立されているため、職場は多くがバリアフリーであり、障害特性に合わせた業務や設備が提供されます。
支援制度:専門の相談員や担当者が常駐し、障害のある従業員のサポートを行います。これにより、仕事上や日常生活の困難に迅速かつ適切に対応することが可能です。
勤務体制の柔軟性:在宅勤務やフレックスタイム制度の導入など、従業員の体調や生活状況に合わせた柔軟な勤務スタイルが可能です。

これらのメリットは、障害のある人が安心して働ける環境を作り出し、それぞれの能力を最大限に発揮できるようにするために極めて重要です。

特例子会社のデメリット

特例子会社で働くことには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。これらを理解することは、特例子会社での雇用を検討する際に重要です。

求人数の限られた選択肢:特例子会社の数は一般企業に比べて少ないため、利用できる求人は限定的です。
給与の低さ:特例子会社では、一般企業と比較して給与が低めに設定されることがあります。
仕事内容の制限:障害特性に配慮した業務を中心に行うため、仕事の範囲が限定されることがあります。

これらのデメリットを考慮し、個々のニーズや能力に合った職場を見つけることが重要です。

特例子会社と一般企業の障害者雇用の比較

特例子会社と一般企業における障害者雇用は、いくつかの点で異なります。このセクションでは、それらの違いと各々の特徴を検討します。

勤務環境:一般企業では障害者と非障害者が共に働く環境が多いですが、特例子会社は障害のある人向けに特化した職場環境を提供します。
サポート体制:特例子会社は障害のある人のためのサポートや設備が整っていることが多く、一般企業よりも個別のニーズに対応しやすいです。
職種とキャリアパス:一般企業では多様な職種がありますが、特例子会社では障害特性に合わせた業務が中心となります。キャリアアップの機会も異なる場合があります。

これらの違いを理解することで、障害者雇用を考える際に最適な選択ができます。

特例子会社での実際の仕事内容と例

特例子会社では、様々な業種や職種があります。一般的な例を挙げると、以下のようなものがあります。

サービス業:清掃、ビルメンテナンスなど。
製造業:印刷関連や食料品製造など。
情報通信業:プログラマーやデータ入力など。

職種としては、事務補助、清掃、管理、製造(機械、食品等)、物流、サービスなどが挙げられます。

これらは障害者の特性に合わせた業務が中心となっており、多様な障害を持つ人々が自分の能力を生かせる環境が整っています。

特例子会社と障害者雇用、どちらがおすすめ?

特例子会社と一般企業の障害者雇用のどちらが適しているかは、個人のニーズや状況によって異なります。以下は、それぞれが向いている人の特徴です。

特例子会社が向いている人

自身の障害特性に合わせた業務を希望する人。
安定した環境で長期的に働きたい人。
同じ障害を持つ人々とのコミュニティで働きたい人。

一般企業の障害者雇用が向いている人

特定の専門分野や職種で働きたい人。
給料の向上やキャリアアップを目指している人。
様々な職場環境での経験を積みたい人。

どちらを選ぶ場合でも、自分に合った職場を探すことが、最も重要です。自分の希望や能力に合った就職先を見つけるために、各選択肢の特徴を慎重に考慮することが大切です。

障害者の方におすすめな特例子会社の求人の探し方

特例子会社への就職を目指す際には、適切な求人の探し方が重要です。以下は、効果的な求人探しの方法です。

ハローワークの利用:ハローワークでは障害者雇用に関する専門の相談窓口が設けられており、特例子会社の求人情報も提供されています。
専門の転職支援サービス:障害者専門の転職支援サービスを利用することで、個別のニーズに合った求人を見つけやすくなります。
インターネットの求人サイト:オンラインの求人サイトでは、特例子会社の求人が幅広く掲載されています。
就労移行支援の利用:就労移行支援では、職業訓練やキャリアアドバイスを受けることができ、特例子会社への就職活動の全般をサポートしてくれます。

これらの方法を活用することで、障害のある方に適した特例子会社の求人を効果的に見つけることが可能です。

まとめ

この記事では、特例子会社の基本的な理解から、そのメリット・デメリット、一般企業の障害者雇用との比較、実際の業種や職種、そして特例子会社の求人を探す方法までを網羅しました。

特例子会社は、障害のある人々に特化した職場環境を提供し、彼らが自分の能力を最大限に発揮できるような支援を行うことが大きな目的です。一方で、求人数の限られた選択肢や職種の制限などのデメリットも理解することが重要です。

特例子会社への就職は、障害のある人々にとって有意義なキャリアの選択肢となり得ます。自分に合った職場を見つけるためには、これらの情報を参考にしながら、慎重に検討することが求められます。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
みなさんのおかげでした。 https://twinsworks.com/staffblog/240204 Sun, 04 Feb 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7402 こんにちは。アイ・ワークス神戸三宮の吉岡悟です。この度、アイ・ワークスを卒業することになりました。そのため、今回のブログを最後に、これまでお世話になった皆さんに向けて書きたいと思います。

僕はちょうど7年前、今の会社(ツインズワークス株式会社)の扉を叩きました。その時には、障害者手帳ももっており、自分の障害をオープンにして応募しました。

ちなみに当時の志望動機がこれです。笑

私自身、目の難病を患い、前職を諦め、人生半ばで挫折を味わいました。これからの私自身の生き方を考えた際、「社会貢献」「人の役に立ちたい思い」「新しい自分の可能性を見出したい」

また、「新事業への参加に関わりたい」とこれらの思いが貴社の募集要項と合致したため、この度の志望の動機にいたりました。

勿論、前職は全くの異業種のため、未経験ではありますが、一般的なパソコン操作は可能です。そして、その他の業務にも積極的かつ主体的に関わり、自己を研鑽して参りたいと思います。

と言う内容でした。

今、見返すと修正したいところですが、率直な気持ちを表せてる?かもしれません。(笑)そして奇跡的に採用され、約7年間たくさんの人に支えてもらいながら、続ける事ができました。

最初は就労移行の支援員としてスタートし約5年間。生活訓練の支援員として1年と少し。

その中で周りのスタッフの皆さんには、僕の困りごと(見づらい作業など)で「代わりにやりますよ。」と声がけいただいたり、PC操作で手間取っていると助けにきてくれたりと、本当に色々と助けてもらいました。

また利用者さんからも「吉岡さんこっちですよ。」とか「僕が読みますよ。」とか、たくさん助けてもらい、ここまで続けれたのも皆さんのおかげです。

この仕事で働く中で「自分に障害がなければもっと活躍できるのに。」と”悔しさ”や”不甲斐なさ”を何度も感じました。

でもそんな状況でも、たくさんの経験や管理者までさせてもらい、またアイ・ワークスを信用して利用してくれた利用者さんがいたり、この7年間は”感謝”しかありません。

この7年で気づいたことは、数知れませんが、2つ挙げるとすれば

”人生をやり直す気持ちがあれば、いつからでもやり直せる”

”自分の生きづらさや困りごとがあるからこそ、本当の感謝に気づける”です。

改めて、これまで僕と関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

吉岡 悟

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
【かんたん解説】離職票 https://twinsworks.com/ceoblog/240128 Sun, 28 Jan 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7391 アイワークスの田村です。退職を考えている皆さんにとって、退職後の手続きにおいて非常に重要な書類が「離職票」です。多くの方が退職時に関係するこの書類は、次のステップへ進む上で欠かせない道具となります。

しかし、実際には離職票の具体的な役割や手続きの流れについて、十分に理解していない方が少なくありません。

この記事では、離職票とは何か、なぜ重要なのか、そしてその発行手続きから受け取り、必要な書き方、さらには再発行方法に至るまでを、わかりやすく解説していきます。

退職手続きは時に複雑であり面倒くさいことも多いですが、この記事が皆さんの疑問や不安を解消する一助となればうれしいです。

さあ、退職手続きの要である離職票について、詳しく見ていきましょう。

離職票とは?

離職票は、単なる退職の証明書ではありません。これは、離職者が失業給付金を受け取るための不可欠な公的書類です。具体的には、退職した方がハローワークで失業手当の申請をする際に、その資格を証明するために使用されます。

退職後、新たな職を探す中で経済的な支援を受けることは、多くの方にとって重要です。離職票があれば、失業給付金の受給が可能となり、転職活動中の経済的な不安を軽減できるのです。

離職票には、退職者の雇用保険の加入状況、離職の理由、離職前の賃金額など、失業給付金の算定に必要な情報が記載されています。したがって、離職票は単に退職したことを証明するだけでなく、今後の生活を支えるための重要な役割を担っているのです。

離職票は、退職者が適切な手続きを経て申請することによってはじめて入手可能になります。決して、退職したら自動的に入手できるものではありません。手続きは、退職者と前職の会社、そしてハローワークの三者間で行われます。

退職を控えている方、またはすでに退職された方は、以下の各ステップを正確に理解し、適切な対応をすることが求められます。

離職票の発行手続き

離職票の発行手続きは、退職者、会社、そしてハローワークの間で行われます。ここでは、その流れを分かりやすく解説します。

ステップ1:退職者から会社への申出

まず、退職者は退職の意向を会社に伝えた際、離職票の発行を申し出る必要があります。離職票は自動的に発行される。と勘違いしている人も多いですが、離職票は自動的に発行されるわけではありません。退職者の側から退職する会社に要求することが必要です。

ステップ2:会社による離職証明書の準備

次に、会社は退職者の雇用保険被保険者資格喪失届と一緒に「離職証明書」を準備します。この書類は、退職者が雇用保険から脱退したことを証明するために必要で、ハローワークへの提出が求められます。

ステップ3:会社からハローワークへの書類提出

会社は、離職証明書をハローワークに提出します。この提出が完了すると、ハローワークは離職票を発行し、会社に送付します。

ステップ4:離職票の退職者への交付

その後、会社は離職票を退職者に郵送または直接手渡しします。離職票を受け取った後、退職者はこれを持ってハローワークへ行き、失業手当の申請手続きを進めます。

退職者が離職票を受け取るまでの期間は、一般的に退職日から10~14日後(約2週間後)が目安となります。

遅延の可能性

しかし、この期間はあくまで目安であり、会社の手続きの遅れや、ハローワークでの処理の混雑によって、受け取りが遅れることもあり得ます。そのため、退職日が近づいたら、会社やハローワークに離職票の状況を確認することが重要です。

退職後すぐの転職の場合

退職後すぐに新たな職に就く場合、離職票を受け取る必要がないこともありますが、転職先での求めに応じて提出する必要が生じる場合もあるため、離職票を受け取っておくことをお勧めします。

離職票の受け取りタイミングを理解し、適切な対応を取ることは、退職後のスムーズな転職活動にとって非常に重要です。万が一、予定通りに離職票が届かない場合は、迅速に会社やハローワークに状況を確認することが肝心です。

離職票の再発行方法

万が一、離職票を紛失したり破損したりした場合でも、再発行を申請することが可能です。ここでは、離職票の再発行手続きについて解説します。

再発行の申請

再発行の申請は、原則として前職の会社経由で行います。ただし、会社が存在しない場合や会社と連絡が取れない場合は、直接ハローワークに申請することも可能です。

ハローワークでの手続き

ハローワークで再発行を申請する場合、必要なのは「離職票再交付申請書」の提出です。この申請書には、退職者の基本情報とともに、離職した会社の情報(会社名、住所、電話番号など)を記入します。また、身分証明書も提出する必要があります。

再発行にかかる時間

再発行手続きを行ってから離職票が届くまでの時間は、状況によって異なります。通常、数日から1週間程度で再発行されることが一般的ですが、場合によってはもう少し時間がかかることもあります。

注意点

離職票は、会社が退職者の情報をハローワークに提出してから一定期間が経過すると、その記録が削除される可能性があります。そのため、退職から時間が経過している場合、再発行が難しいこともあります。この点には特に注意が必要です。

離職票の再発行は、失業手当の受給手続きにおいて重要な役割を果たします。万が一の事態に備えて、このプロセスを理解しておくことが重要です。

離職票が届かない場合の対処法

退職後、予定通りに離職票が届かない場合、いくつかの対処法があります。重要なのは、迅速に行動することです。

会社への確認

最初のステップとして、離職票の発行状況について前職の会社に問い合わせることが重要です。離職票の発行手続きが遅れているか、または手続き上の問題がある場合が考えられます。会社側での手続き遅れが原因であれば、その旨を確認し、速やかな対応を依頼しましょう。

ハローワークへの問い合わせ

会社からの手続きが完了しているにもかかわらず離職票が届かない場合は、ハローワークに状況を確認することも有効です。ハローワークによる処理の遅れや、郵送上の問題などが原因で遅延している可能性があります。

仮手続きの利用

離職後、離職票がなくても、ハローワークで失業手当の仮受付手続きを進めることができます。仮受付は、正式な離職票が届くまでの間、失業手当受給のプロセスを進めるための手段です。ただし、仮手続きを進めた場合でも、最終的には離職票の提出が必要になります。

再発行の申請

前職の会社が存在しない場合や連絡が取れない場合は、ハローワークに直接離職票の再発行を申請することも可能です。この際、離職者の身分証明書や退職に関する情報が必要となる場合があります。

離職票が届かない場合は、焦らず、上記のステップを踏んで適切に対応することが大切です。迅速な行動が、失業手当の受給プロセスをスムーズに進める鍵となります。

離職票とよく間違われる書類の例

離職票は、他の雇用関連書類と混同されることがあります。ここでは、離職票と似ているが異なる目的を持つ書類をいくつか例示し、それぞれの違いを明確にします。

退職証明書

退職証明書は、会社が退職者に対して発行する文書で、その人が特定の期間にその会社で働いていたことを証明するものです。転職先の企業が前職の勤務実績を確認する際などに使用されます。離職票とは異なり、失業給付金の申請には使用されません。

雇用保険被保険者離職証明書

雇用保険被保険者離職証明書は、退職者が雇用保険の被保険者であったことを証明する書類です。主に企業がハローワークに提出するもので、退職者が直接使用することはありません。この書類は離職票の発行のための手続きに関連しています。

雇用保険被保険者資格喪失届

雇用保険被保険者資格喪失届は、退職者が雇用保険の被保険者資格を失ったことを会社がハローワークに報告するための書類です。これは離職票とは直接関連しておらず、退職者が直接手にすることは一般的ではありません。

これらの書類はそれぞれ異なる目的で使用されますが、退職や転職のプロセスにおいてはいずれも重要な役割を果たします。退職者はこれらの書類を正しく理解し、適切に取り扱うことが求められます。

まとめ

この記事では、離職票の基本から発行手続き、再発行方法、離職票が届かない場合の対処法までを詳しく解説しました。離職票は、退職後の経済的支援を受けるために不可欠な書類です。

離職票の役割: 離職票は、失業給付金を受け取るためのキーとなります。

発行手続き:退職者と会社、ハローワークの間で行われる手続きを正しく理解し、適切に対応することが重要です。

再発行のプロセス:紛失や破損した場合でも、離職票の再発行は可能です。

対処法:離職票が予定通りに届かない場合は、会社やハローワークに確認を行い、迅速に対応を取ることが必要です。

退職手続きは時に複雑ですが、この記事が離職票に関する理解を深め、スムーズな転職活動を支援する一助となれば幸いです。退職後の新たなステージに向けて、適切な準備を整えましょう。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
アウトプットとアウトカムの違い – 成果を生むための重要な視点 https://twinsworks.com/ceoblog/240107 Sun, 07 Jan 2024 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7386 アイワークスでは常に、単なる「インプット」ではなく、「アウトプット」を意識した「インプット」をスタッフに推奨しています。最近、「アウトプット」をさらに高めるための「アウトカム」と言う言葉を知りました。

二つの概念の違い

「アウトプット」と「アウトカム」。この二つの概念の違いと、それぞれの重要性について考えてみました。

ビジネスや日常生活において、私たちは常に何かしらの成果を生み出そうと努力しています。その過程で「アウトプット」と「アウトカム」の違いを理解し、適切に活用することが、より大きな成果につながる鍵となります。

アウトプットとは?

アウトプットは、文字通り「出力された結果」を意味します。これは、ある活動やプロセスを経て生み出された直接的な成果や製品を指します。

例えば、会議での提案、レポートの作成、製品の製造などがアウトプットに該当します。アウトプットは、その活動の成果を具体的に示すものであり、ビジネスにおいては非常に重要な要素です。

アウトカムとは?

一方、アウトカムは「アウトプットがもたらした最終的な影響や効果」を指します。これは、アウトプットがどのように受け取られ、どのような変化や成果を生んだかに焦点を当てた概念です。

例えば、提案がプロジェクトの承認につながったり、レポートが意思決定に影響を与えたり、製品が市場で好評を博したりすることがアウトカムです。アウトカムは、単に物事を成し遂げることを超え、その成果がどのような価値を生み出すかを考えることを要求します。

アウトプットとアウトカムの違い

アウトプットとアウトカムの主な違いは、その焦点と範囲にあります。アウトプットは「何を生み出したか」に焦点を当て、具体的な成果や製品に注目します。

一方でアウトカムは「その成果がどのような影響をもたらしたか」に焦点を当て、より広範な効果や価値に目を向けます。

アウトプットが「成果の生産」に関するものであるのに対し、アウトカムは「成果の影響」に関するものです。

アウトカムの重要性

アウトカムの考え方は、ビジネスやプロジェクト管理において非常に重要です。なぜなら、アウトプットが高品質であっても、それが望ましいアウトカムを生まなければ、その努力は報われないからです。

例えば、優れた製品を作っても、市場のニーズに合っていなければ売れません。また、素晴らしい提案をしても、それが実現されなければ意味がありません。アウトカムの視点からは、最終的な成果や影響を考慮し、より戦略的なアプローチが求められます。

アウトプットとアウトカムのバランス

成功への道は、アウトプットとアウトカムのバランスを取ることから始まります。優れたアウトプットを生み出すことは基本ですが、それがどのように受け入れられ、どのような価値を生むかを考えることが重要です。

アウトプットに注力することは必要ですが、それが最終的にどのようなアウトカムを生むかを見据えることが、真の成果を生むための鍵となります。

まとめ

アウトプットとアウトカムの違いを理解し、適切に活用することは、ビジネスやプロジェクトの成功に不可欠です。アウトプットに注力することは重要ですが、それがもたらすアウトカムに目を向け、戦略的なアプローチを取ることが、より大きな成果を生むための鍵です。

この視点を持つことで、より効果的な成果を生み出し、成功への道を切り開くことができます。みなさんのビジネスの参考になればうれしいです。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
障害者雇用で働くビジネスパーソン必見!メモ取りの悩みを解消する6つのアドバイス https://twinsworks.com/ceoblog/231217 Sun, 17 Dec 2023 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7369 アイワークスの田村です。訓練生の中でメモ取りを苦手に感じている方は、大勢いらっしゃいます。現在障害者雇用で働く方の中にも、メモ取りが苦手な方もいると思います。そこで、

メモ取りに困難を感じる方へのアドバイス6つをご紹介します。これらのアドバイスを試しながらご自身のニーズや好みに応じて調整をしてみてください。

メモ取りに困難を感じる方への6つのアドバイス

1.デジタルツールを利用する

スマホやタブレットを使用してメモを取ることで、手書きの困難を避けることができます。また、フリック入力が苦手な場合は音声認識機能を活用するのも良いでしょう。

2.録音する

許可を得た上で、上司との会話や会議の内容を録音することも一つの方法です。後でゆっくりと聞き直し、重要なポイントをメモにまとめることができます。

3.キーポイントのみをメモる

全てをメモするのではなく、重要なポイント、キーワード、アイデアのみを記録するようにすると、処理負荷を減らすことができます。

4.整理されたノートを使用する

テンプレートや整理されたノートを使用すると、情報を整理しやすくなります。例えば、日付、トピック、キーポイントなどのセクションに分けられたノートが役立ちます。

5.メモ取りの練習をする

メモ取りの技術を徐々に向上させるために、練習を行うことが有効です。例えば、テレビ番組やラジオを聞きながらメモを取る練習をするなどです。

6.サポートを活用する

必要に応じて、教員や職場の同僚、専門家からの支援を求めることも重要です。彼らは、特定のニーズに合わせたアドバイスやサポートを提供することができます。

3.キーポイントのみをメモる をさらに詳しく説明します

3-a.ポイントを絞る

話の中で繰り返されるポイントや、上司が特に強調する部分に注目します。これらは重要な情報である可能性が高いです。

3-b.キーワードに注目する

話の中で特定の語句や専門用語が使われたとき、それらをメモします。これらのキーワードは話の核心を捉える手がかりになります。

3-c.略語やシンボルを使用する

長い単語やフレーズは略語やシンボルで表すことで、素早くメモを取ることができます。例えば、「増加」は「↑」、「重要」は「*」などの記号を使って表すことができます。

3-d.要約のスキルを磨く

話の長い説明を短く要約する練習をすることで、重要な情報だけを素早く捉える能力が向上します。要点を簡潔にまとめる練習を日常的に行いましょう。

3-e.質問や疑問を記録する

理解できなかった点や後で調べたいことは、質問や疑問としてメモしておき、後ほど確認すると良いでしょう。

3-f.視覚的な手法を活用

重要な点を図やイラストで視覚的に表現することで、情報の関連性を把握しやすくなります。例えば、関連するアイデアを線でつなぐなどして、情報の流れを視覚化します。

3-g.メモの後での見直し

メモを取った後、時間を見つけてメモを見直し、重要な情報を整理することが大切です。これにより、情報を整理し、理解を深めることができます。

3-h.短い文を使用

長い文ではなく、簡潔なフレーズや文を使用することで、メモ取りのスピードと効率を向上させることができます。

4.整理されたノートを使用する をさらに詳しく説明します

4-a.ノートのテンプレートを準備する

日付、トピック、要約、キーポイント、質問などのセクションがあらかじめ用意されたノートを用意します。これにより、情報を特定のカテゴリに分けてメモすることが容易になります。

4-b.カラーコーディングする

色を使って重要なポイントや異なるトピックを区別すると、情報が目につきやすくなり、後で見返す際にも理解しやすくなります。例えば、重要なポイントには赤色、疑問点には青色を使用するなどです。

4-c.余白を活用する

ページの端に余白を設け、後で追加のメモやコメントを書き込むスペースを確保します。これにより、メモを取りながらも、新しい情報や考えを追加することができます。

4-d.見出しや強調を使う

各セクションの見出しや重要なポイントを強調するために、太字やアンダーラインを使用します。これにより、情報が整理され、重要なポイントが一目でわかるようになります。

4-e.整理されたノートのサンプルを作成する

最初は、どのようにメモを取れば良いか分からない場合があります。そうした時は、整理されたノートのサンプルを作成し、参考にすると良いでしょう。

4-f.インデックスを使用する

ノートの最初に目次やインデックスを作成し、ページ番号とともに主要なトピックをリストアップします。これにより、後で特定の情報を素早く見つけ出すことができます。

4-g.定期的な見直しと整理をする

定期的にノートを見直し、情報を整理することが重要です。これにより、メモがただのメモで終わらず、仕事の効率化や仕事の成果につながります。

4-h.電子ノートを利用する

紙のノートではなく、EvernoteやOneNoteのような電子ノートアプリを使用すると、検索機能やクラウド同期などの利点を活用できます。

5.メモ取りの練習をする をさらに詳しく説明します

5-a.日常の会話やニュースを使って練習する

日常の会話やテレビのニュース放送を聞きながら、重要なポイントをメモに取る練習をします。これにより、リアルタイムでの情報処理とメモ取りの能力を養うことができます。

5-b.テーマを設定して練習する

特定のトピックについて話されているビデオやポッドキャストを選び、その内容をメモに取る練習をします。例えば、科学の講演や歴史に関するドキュメンタリーなどです。

5-c.速聴トレーニングを利用する

オーディオブックやポッドキャストを早送りで聞き、速いペースで話される内容をメモに取る練習をします。これにより、聴き取り能力とメモ取りの速度を向上させることができます。

5-d.フィードバックを得る

メモ取りの練習をした後、支援員にメモを見せてフィードバックをもらうか、自分で後で内容を確認し、どのように改善できるかを考えます。

5-e.時間を決めて練習する

例えば、5分間だけ話を聞き、その後にメモを取るなど、練習に時間制限を設けることで、集中力を高め、効率的なメモ取りを習得できます。

5-f.要約の技術を養う

話の中から要点を抽出し、簡潔に要約する練習をします。これにより、重要な情報を見極める能力が向上します。

5-g.異なるスタイルで練習する

メモ取りのスタイルを変えてみることで、どのスタイルが自分に合っているかを発見できます。例えば、リスト形式、マインドマップ、図解など、異なる方法でメモを取ってみます。

5-h.定期的な練習を続ける

習慣としてメモ取りの練習を行うことで、徐々にスキルが向上します。毎日少しずつでも練習を続けることが重要です。

6.サポートを活用する をさらに詳しく説明します

6-a.事業所や職場のリソースを活用する

事業所や職場には、発達障害のある人をサポートするためのリソースやプログラムが用意されていることが多いです。これらのサービスを積極的に利用しましょう。

6-b.専門家の支援を求める

事業所の支援員、心理学者、言語療法士、特別支援教育の専門家など、発達障害の支援に経験のある専門家に相談することが有効です。彼らは、個々のニーズに合った具体的なアドバイスやトレーニングを提供できます。

6-c.ピアサポートやグループを活用する

同じような困難を抱える仲間とのグループや、ピアサポートプログラムに参加することで、経験やアイデアを共有し、学ぶことができます。

6-d.テクノロジーの利用

メモ取りに困難を感じる場合、音声認識ソフトウェアや特別な書き込みツールなど、支援技術を利用することが助けになります。これらのツールは、作業の効率を高め、ストレスを軽減します。

6-e.家族や友人からのサポートを受ける

家族や友人にもサポートを求めることが重要です。彼らは、メモ取りの練習に協力したり、必要なサポートを提供することができます。

6-f.オンラインコミュニティやフォーラムを活用する

インターネット上には、発達障害を持つ人々のためのコミュニティやフォーラムが存在します。これらのコミュニティでは、経験談やアドバイスが共有されており、役立つ情報を得ることができます。

6-g.カウンセリングサービスを活用する

心理的なサポートが必要な場合、カウンセリングや心理療法のサービスを受けることも考慮してください。これらのサービスは、ストレスや不安の管理に役立ちます。

6-h.個別のニーズに合わせた調整を求める

事業所や職場で、個別のニーズに合わせた調整を求めることも一つの方法です。例えば、メモ取りに関する特別な配慮や、追加の時間の提供などの調整を求めることが大切です。

以上、様々な方法をご紹介しましたが、自分に合った方法を見つけるまで、いくつかの方法を試すことが大切です。自分に合ったメモ取りの方法を見つけることができれば、仕事の効率を大きく向上させることができます。ぜひ、一緒に試行錯誤を重ねましょう。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
ゴルフでココロもカラダも健康に! https://twinsworks.com/ceoblog/231210 Sun, 10 Dec 2023 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7359 アイワークスの田村です。僕はゴルフが大好きです。ゴルフはメンタルヘルスの安定に、とっても良い影響を与えるスポーツだと信じています。僕がゴルフ好きだからって、僕の思い込みだけで言っているのではありません。今日はゴルフがどれだけメンタルヘルスにとって良い影響を与えるかを詳しく解説したいと思います。

ゴルフ好きな方もそうでない方もぜひ、最後までご覧ください。

1.集中力とメンタルの強化

ゴルフは集中力が非常に重要です。コースの各ショットに集中することで、日常のストレスから離れ、現在に集中することができます。これはマインドフルネスの実践にも似ており、メンタルヘルスを改善するのに役立ちます。

ゴルフでは、各ショットを打つ際に高いレベルの集中力が要求されます。この集中力は、今の瞬間に完全に没頭することを可能にし、マインドフルネスの実践に似ています。マインドフルネスは、意識的な注意と現在の瞬間に焦点を当てることで、精神的な明晰さと平穏をもたらします。ゴルフでは以下の点でこの効果が得られます。

1-a.今の瞬間に集中する

ゴルフでは、一打一打に集中することが求められます。これにより、過去や未来のことを考えることから離れ、現在に集中する練習になります。各ショットの瞬間に完全に集中し、心を落ち着かせることができます。

1-b.ストレスの軽減

集中することで、日常生活のストレスや悩みから一時的に離れることができます。ゴルフコース上での集中は、心をリフレッシュし、ストレスを減少させる効果があります。

1-c.感情のコントロール

ゴルフは感情のコントロールも最も求められるスポーツです。特に困難なショットや予期せぬ状況に直面した時、集中力を保ち続けることは、感情を制御し冷静さを保つ訓練にもなります。

1-d.自己認識の向上

自分の集中力の限界や、どのような状況で集中力が散漫になるかを理解することは、自己認識を深める機会となります。

ゴルフを通じて集中力を養うことは、メンタルヘルスに非常に良い影響を与え、日常生活においてもそのスキルが活かされます。

2.自己認識と自己改善

ゴルフは自己改善のスポーツです。自分のプレイを反省し、何がうまくいき何がうまくいかなかったかを考えることで、自己認識が高まります。これは自己成長につながり、自尊心を高める効果があります。

ゴルフは単に物理的な技術を磨くスポーツ以上のもので、自己認識と自己改善の機会を豊富に提供します。これらの要素はメンタルヘルスにとって非常に重要です。

2-a.自己認識の向上

ゴルフは自分自身の能力、弱点、反応パターンを理解する絶好の機会を提供します。例えば、特定のショットやコースの状況での反応を通じて、自分自身のストレス耐性や焦りの傾向を把握することができます。これにより、自己認識が深まり、日常生活での反応や決断にもポジティブな影響を与えることができます。

2-b.目標設定と達成のプロセス:

ゴルフではそれぞれのプレイヤーが自身の技術や戦略を改善するための具体的な目標を設定します。この過程は自己成長に不可欠であり、小さな成功体験を積み重ねることで自信と自己効力感を育みます。

2-c.精神的柔軟性の育成

ゴルフは予測不可能な要素が多く、常に変化に適応する必要があります。このような環境は、精神的な柔軟性を育むのに役立ちます。失敗から学び、次に活かす能力は、レジリエンス(回復力)の向上にも繋がります。

2-d.自己受容の促進

ゴルフは完璧なスポーツではありません。ミスを受け入れ、それを成長の機会として捉えることは、自己受容を促進します。自分自身の限界を理解し、それを受け入れることは、メンタルヘルスにとって非常に重要です。

ゴルフを通じて自己認識と自己改善の旅を進めることは、個人の成長と幸福感に大いに寄与します。このような取り組みは、スポーツの枠を超えて日常生活にもプラスの影響を与え、より充実した人生を送るための一歩となるでしょう。

3.ストレス軽減とリラクゼーション

ゴルフコースは自然に囲まれており、美しい景色と静けさはリラクゼーションに役立ちます。また、適度な運動はストレスホルモンの減少を促し、リラックス効果をもたらします。

3-a.自然環境でのリラクゼーション

ゴルフは自然豊かな環境で行われます。緑の芝生、木々、水場などの自然景観はリラクゼーションを促進します。自然に囲まれることで、都市生活の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュすることができます。自然はストレスを軽減し、心の平穏をもたらす効果が科学的にも証明されています。

3-b.適度な運動によるストレスの軽減

ゴルフは穏やかながらも身体的な活動を伴うスポーツです。歩行、スイング、姿勢の維持など、これらの運動は心臓血管系の健康を促進し、エンドルフィン(幸福感をもたらすホルモン)の分泌を促します。これによりストレスの軽減に効果があります。

3-c.精神的なリフレッシュ

ゴルフをプレイすることで、日常生活の悩みから一時的に離れることができます。ゴルフコースでは、プレイ自体に集中することで、仕事や個人的な問題から心を解放し、精神的なリフレッシュが可能です。

3-d.マインドフルネスとの相関

ゴルフプレイ中の集中は、マインドフルネスの実践に似ています。現在の瞬間に意識を向けることで、内面の平和を感じることができます。ゴルフは単なるスポーツではなく、心を落ち着かせ、自己と向き合う時間を提供します。

3-e.社会的な側面によるリラクゼーション:

ゴルフは友人や家族との社会的な交流の場となります。これは社会的なサポートを感じることにつながり、心理的なウェルビーイングを向上させます。

ゴルフを通してストレスを軽減し、リラクゼーションを享受する過程は、メンタルヘルスにとって非常に有益です。自然の中で心を落ち着かせ、適度な運動をすることは、日常生活においてもポジティブな影響をもたらします。

4.社会的交流

ゴルフは社交的なスポーツです。友人やビジネス関係者とプレイすることで、社会的なつながりが生まれ、孤独感の軽減にもつながります。

ゴルフを通じて心身の健康を維持し、さらに充実したライフスタイルを築くことができます。ゴルフはただのスポーツ以上の価値を持っており、続けることであなたの成長に大きく貢献するでしょう。

4-a.コミュニケーションの機会

ゴルフは他のプレイヤーとのコミュニケーションが自然に発生するスポーツです。コース上での会話や、プレイ後の食事などでは、さまざまな話題で交流が行われます。これらの交流は、新しい友情を築く機会になり、社会的なネットワークを広げる効果があります。

4-b.チームワークと協力

ゴルフは個人競技であると同時に、チームでのプレイも可能です。チームプレイでは、協力して戦略を練ることが求められ、チームワークの重要性が強調されます。これにより、他者と協働する能力が向上します。

4-c.ビジネスの場として

ゴルフはビジネス関係者間の交流の場としても広く利用されています。リラックスした環境での会話は、ビジネスの機会を生み出すだけでなく、より親密な関係構築にも繋がります。

4-d.多様なバックグラウンドの人々との出会い

ゴルフ場はさまざまな職業や背景を持つ人々が集まる場所です。これにより、普段出会うことのない人々との交流が可能となり、新たな視点を得る機会にもなります。

4-e.社交イベントとトーナメント

ゴルフクラブやコミュニティは、定期的に社交イベントやトーナメントを開催します。これらのイベントは、メンバー同士の親睦を深める絶好の機会です。

ゴルフを通じて社会的なつながりを深め、新たな人々との出会いを楽しむことは、メンタルヘルスにとっても非常に有益です。人間は社会的な生き物であり、良好な人間関係は幸福感に直結します。

ここまで読んで頂いた方には、ゴルフの良さが充分に伝わったと思います。さあ、あなたも僕と一緒にゴルフでココロもカラダも健康になりましょう!

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
障害者雇用の除外率制度の変遷と今後の課題 https://twinsworks.com/ceoblog/231203 Sun, 03 Dec 2023 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7335 アイワークスの田村です。障害者雇用に「法定雇用率」があるのは、ご存じの方も多いと思いますが、「除外率」というのはあまり知られていないと思います。

障害者雇用の除外率制度とその背景

障害者雇用促進法に基づき、従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。

一方、特定の業種において障害者の雇用義務を軽減する「除外率制度」が設けられていました。この制度は、障害者の就業が困難とされる業種、例えば建設業や医療業などにおいて、雇用する労働者数の計算時に一定の控除を許可するものでした。

法改正と除外率の廃止

2002年の法改正により、ノーマライゼーションの観点から、2004年4月より除外率制度は廃止されました。しかし、この変更に伴い、特例措置として除外率設定業種ごとに段階的な引き下げが行われ、2004年4月と2010年7月には一律に10ポイントの引き下げが実施されました。さらに、2025年4月にも同様の引き下げが予定されています。

除外率の計算方法

例:除外率20%の業種 常用労働者数 1000人の企業の場合
・除外率なし 1000人 × 2.3% = 23人(雇用義務数)
・除外率あり (1000人 – 200人) × 2.3% = 18人(雇用義務数)

今後の法定雇用率アップ・除外率引き下げに伴う必要雇用数

2023年11月現在2024年4月予定2025年4月予定2026年7月予定
雇用率・除外率の変動雇用率0.2% UP除外率10%引下雇用率0.2% UP
法定雇用率2.3%2.5%2.5%2.7%
適用される除外率20%20%10%10%
雇用義務のある障害者数
除外率なし企業23名25名25名27名
除外率あり企業18名20名22名24名

今後の障害者雇用への取り組み

除外率制度の廃止後も、障害者雇用に対する課題は残ります。厚生労働省は2022年度に「障害者雇用モデルの構築事業」を実施し、除外率設定業種の企業が障害者雇用に関するコンサルティングを受ける機会を提供しました。この取り組みは、障害者雇用の質の向上と組織的な改善を目指すものです。

障害者雇用の新たな方向性

障害者雇用の捉え方は、単なる法定雇用率の達成から、組織に貢献する業務を障害のある従業員に担ってもらう方向へとシフトしています。企業は、障害者雇用を経営戦略の一環として捉え、組織開発や人材活用の観点から障害者雇用を進めることを求められています。

障害者雇用の質の向上

今後の障害者雇用は、単に数を増やすだけでなく、障害者が組織内で活躍できる新たな業務の創出に焦点を当てることが重要です。これには、革新的な考え方や発想が必要であり、人事部や障害者雇用担当者だけでなく、事業企画やダイバーシティ推進の観点も取り入れることが重要です。

組織としての障害者雇用への取り組み

障害者雇用においては、今後ますます、組織全体での取り組みが求められます。障害者雇用を組織の成長や発展に寄与する要素として捉え、組織にとって新たな形の障害者雇用を生み出すきっかけ作りをアイワークスは全力でお手伝いします。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
自立訓練(生活訓練)と就労移行支援・それぞれの目的と役割 https://twinsworks.com/ceoblog/231126 Sun, 26 Nov 2023 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7347 アイワークスの田村です。現在、障害を持つ方のために、沢山の福祉サービスが存在しています。今日はその中から、「自立訓練(生活訓練)」と「就労移行支援」を詳しくご紹介します。

「自立訓練(生活訓練)」と「就労移行支援」って何が違うの?違いがよく分からない!という方も多いと思います。実は2つのサービスの目的と提供するサービスには、大きな違いがあります。今回は、これら二つのプログラムの違いについて詳しく解説します。

自立訓練(生活訓練)の目的と特徴

自立訓練(生活訓練)は、障害を持つ方が日常生活で必要なスキルを身につけ、社会生活において自立することを目的としています。このプログラムは、日常生活の基本的なスキル向上、コミュニケーション能力の強化、趣味やレクリエーション活動を通じた社会参加の促進などを含みます。

日常生活スキルの訓練

衣服の着脱、食事の準備、清掃などの基本的な生活スキルの習得は、日々の自立に不可欠です。これらのスキルを身につけることで、障害のある方が自分自身の日常を管理することができるようになり、自信を持って生活することができます。

社会的スキルの訓練

人とのコミュニケーション方法、社会的なマナーの学習は、社会生活において重要な要素です。これにより、他者との関係を築き、社会的なネットワークを広げることが可能になります。

趣味やレクリエーションを見つける

新しい趣味の発見、地域社会での活動への参加は、生活の質を高め、社会とのつながりを強化します。

就労移行支援の目的と特徴

一方、就労移行支援は、障害を持つ方が一般企業への就職を目指し、職場での適応や長期的な就労を実現するための支援を提供することを目的としています。プログラムの内容は、職業訓練、職場体験、就職活動のサポート、職場でのコミュニケーションスキルの向上などを含みます。

事業所内での職業訓練

基本的な職業能力や知識の習得は、就職に向けての重要なステップです。これにより、実際の職場で求められる技術や能力や知識を身につけることができます。

実際の職場での体験実習

実際の職場での体験を通じて、職業生活に慣れることは、一般企業での就労に向けて最も重要です。体験実習を通じて、実際の職場環境での適応能力等が養われます。また、体験実習で、できなかったことは、現時点での課題が明確になり、今後の訓練の指針になります。

就職活動サポート

履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、就職に向けた具体的な支援は、就職成功の鍵を握ります。経験豊富な支援員がサポートすることにより、働いた経験の無い方でも、自己PRの方法や面接技術を磨くことができます。

どちらのプログラムが適しているか

自立訓練(生活訓練)は、日常生活の自立と社会参加に重点を置いており、基本的な生活スキルや社会的なスキルの向上を目指しています。これに対して、就労移行支援は、職業生活への移行と職場での成功に焦点を当てており、具体的な職業訓練や就職活動のサポートを提供します。

どちらのプログラムを選択するかは、個人のニーズや目標によって異なります。日常生活の自立に課題を感じる場合は自立訓練が、就職を目指す場合は就労移行支援が適していると言えるでしょう。

以下のチェックリストをチェックして、今のご自身がどちらに向いているか?の参考にしてください。

生活訓練が向いているのか?就労移行が向いているのか?10のセルフチェックリスト。

「はい」か「いいえ」でお答えください。「はい」が6~10個の方は、生活訓練がおすすめ。0~5個の方は、就労移行がおすすめです。

  1. 掃除、洗濯、整理整頓などの家事を行うのが苦手。
  2. 買い物、支払いなどの金銭管理が苦手。
  3. 公共交通機関の利用に不安がある。
  4. 人とのコミュニケーションに苦手を感じる。
  5. 日々のルーチンや習慣を作ることに苦労している。
  6. 健康管理に関してサポートが必要だと感じる。
  7. 感情やストレスを管理する方法を学びたいと思っている。
  8. 時間管理やスケジュールの立て方が苦手。
  9. 新しい環境や変化に適応することに不安を感じる。
  10. まだ働くことのイメージがつかない。

さらに詳しく知りたい方は、お気軽に自立訓練(生活訓練)のことは、アイワークス神戸三宮に、就労移行のことは、アイワークス西明石にお問合せください。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>
『この人とはもうやっていけない!=極端な思考』はどうして起こるのか https://twinsworks.com/staffblog/231119 Sun, 19 Nov 2023 01:00:00 +0000 https://twinsworks.com/?p=7338 こんにちは、アイワークスの吉岡恵介です。

「この人とはもうやっていけない!」という極端な思考がどうして起こるのかを、今回のブログでは書きたいと思います。どうしてこのテーマでブログを書くのかというと、私自身に、この極端な思考があると思っているからです。

自分の仕事上のトラブルや人間関係でのトラブルを、冷静に振り返ると極端な思考があったためではないかと感じています。見方を変えると極端な思考のおかげで、過去の失敗を振り返り、今に活かせていると感じています。

どうして人間は、「この人とはもうやっていけない!」と強い信念を持ってしまうのでしょうか。もちろん人間は誰でも相性があり、「好き嫌い・合う合わない」はあると思います。

本当に嫌いな人、折り合いをつけれない人とは、やっていけないと思うこともあるでしょう。ですが、「もうやっていけない!」 そこまでいくのは、あることをし続けた結果でもあると、私は思います。

そのあることとは、我慢し続けることではないでしょうか。

「不満や要望があっても、相手の機嫌を損ねると良くないので黙っておこう」
「私が我慢すればこの場は丸く収まるんだ」

上記のような対人関係における思考(それはそれで良い一面もあり、日本人の美徳でもあるとは思いますが)が常に続くと、ストレスが溜まり、我慢の限界がきたところで「もうあの人とはやっていけない!」と極端になり、相手と縁を切ることになるのではないでしょうか。

アサーションというコミュニケーション方法があります。そのアサーションの本に書かれていた内容で、私が印象に残っている言葉です。

「蓄積された不満は、ある日突然攻撃的な言動となって現れることがある。周囲からみると、おとなしくてやさしいと思われている人が、キレたら対人関係で我慢し続けた結果かもしれない。」

私の偏見かもしれませんが、日本人は極端な思考=「もうこの人とはやっていけない」という思考の人が多いと思っています。

それはもったいないことだと思います。自分の思い込みを見直し、自分の思いを伝えるという作業をしていれば、合わない人とでも、何とかやっていけるかもしれないからです。

過去の極端な思考だった自分を振り返って、自分の気持ち・考え・感情を伝えることは大事だと改めて感じました。最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

あなたの就活のお困りごとを応援します
まずは無料個別相談へ!オンラインフォームよりお問合せください。

SNS でフォローしてください。
最新の情報をお届けします!

]]>