健康教室 第二弾!「睡眠」3

こんにちは、アイ・ワークス西明石の小池です。前回は、勤怠安定のための睡眠に関する2つのコツをお伝えしました。今回はその続き、「遺伝的な夜型体質?!」「実は眠れている?~心とカラダの密接な関係」をお伝えします。

遺伝的な夜型体質?!

朝が苦手で、夜更かしが大好きで、長い間困ってきた方、もしかしたら、体質のせいかもしれません。実際に、遺伝的な夜型体質の方がいらっしゃることが、研究で証明されています。だらしない、とか、やる気あるんか、など、いろんなことを言われてきたかもしれませんが、あなたの身体を借りれば、誰でも、早寝早起きが、ムズかしい!のです。

そういう方は、特に、光に対して敏感だと言われているので、季節や天気の影響を受けやすいんです。心当たりがある!という方は、先ほどお伝えした、朝の光を浴びる、だけでは不十分で、夜の光をできるだけ浴びない、ということも大切なんですね。部屋を暗めの照明(間接照明など)に変えるとか、スマホのダークモードを活用するとか、夜の光をできるだけ浴びないように心がけて、体内時計がズレてしまうのを、なんとか最小限に抑えていきましょう。

実は「眠れている?」~心とカラダの密接な関係

詳しい研究の結果、「私は寝不足」とおっしゃる方々も、思ったよりも、「眠れている」場合が多いことが、報告されています。つまり、脳波を詳しく分析して、ご本人が感じている、寝付くまでの時間(最初の入眠までの時間や、夜中に目覚めて再び眠りにつくまでの時間)と、脳波を比べたところ、ご本人の感覚よりも、脳波レベルでは、もっと長く眠れていたんです。じゃあ、寝不足は単なる思い込みで、実際は体は健康なんだね、と思ったら、違うんです!「眠れない」と思い込んでしまったら、体は、睡眠不足の症状を、ちゃんと出してしまっていたんです(日中ボーっとする、だけでなく、生活習慣病のリスクも上昇)。つまり、心が、体を、不調にしちゃっていたんです。古ーい漫画で、「思い~こんだ~ら」という歌がありましたが、人の思いは、巨人の星だけじゃなく、病気の星まで実現しちゃう力があるんですね。この仕組みを知ったからには、これからは、できるだけ、いい気持ちでいることを心掛けましょう。1日24時間のうち、嫌なことを考える時間をできるだけ減らして、楽しいことを考える時間を増やすんです。そうすれば、きっと、体にもいい効果が!そして、勤怠の安定が実現するばかりでなく、もっともっといい仕事ができるようになります!…きっと。

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参考にさせていただいた先生

  • 菅原洋平先生

作業療法士として、現場で、脳の障害がある方のリハビリの際に、睡眠が効果的だと、発見し、患者さんの睡眠の質を高める方法を試行錯誤し、患者さんに対して実際に効果のあった方法を、著作でご紹介されています。

  • 三島和夫先生

日本の睡眠学研究の第一人者で、ナショナルジオグラフィックにて、「睡眠の都市伝説を斬る」という大人気連載を執筆中。

 

参考文献

菅原洋平先生(作業療法士、株式会社ユークロニア代表)
http://activesleep.net/

  • あなたの人生を変える睡眠の法則
    https://www.amazon.co.jp/dp/4426115272/
  • 体内時計の3つの法則
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00H43V794/
  • 頭がよくなる眠り方
    https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y46S3TX/
  • 快眠アイデア大全
    https://www.amazon.co.jp/dp/B08TBG7CQ3/

三島和夫先生(医師、医学博士)

  • National Geographicの人気連載「睡眠の都市伝説を斬る」
  • https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140623/403964/

 

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この記事を書いた人

アイ・ワークス 田村 義邦